こんにちは、久櫛縁です。
 02_神剣『束ね』を呼んで下さり、ありがとうございました。

 さて、『大地を巡る詩』はPC、及びPSゲーム『永遠のアセリア』の二次創作です。
 永遠のアセリアは、実に複雑な設定を下敷きにした作品なので、一部物語内で描写しきれない設定などがあります。
 更には、作中矛盾しているところや曖昧な箇所も多数あr(ウワナニヲスルヤメロー

 と、言うわけで、本作では一部、独自解釈している点、設定変更をしている点があります。その辺りを説明するために、この補足コーナーを設けました。
 なるべく読まなくても大丈夫なようにしますが、読んでいただいた方がより物語を理解できると思いますので、目を通していただければ幸いです。



 ――『束ね』と『紡ぎ』の関係について。

 スピたんの主人公、ロティの持つ神剣にして、スピたん本編のキーとなる永遠神剣『紡ぎ』。
 ネタバレになりますが、人間の物語に興味を持った『紡ぎ』は、様々な世界に自分の分身である神剣を飛ばしました。
 『束ね』はそのうちの一本、という設定です。作中で言及しているとおり、元々は『紡ぎ』の目や耳の役目で自我らしきものはありませんでしたが、長い年月を経て、独自の人格と特殊能力を得るに至りました。名前が『束ね』となったのも、人格を得てからです。
 ただし、実は独立した個体になってさほど長い年月は経っておらず(永遠神剣の感覚でですが)、性格はどちらかというと軽い部類に入ります。








 ――『束ね』が友希の体に入ったことについて

 永遠のアセリアではこういうこと出来なさそうです。アセリアルートでハイペリアに戻った悠人が、『求め』を抜き身で持ち歩いていましたし。
 しかし、聖なるかなの神剣は普通に契約者の体の中に収まります。
 ……聖なるかなの神剣はそれ以外にも、アセリアの神剣と違い、『戦闘服が出てくる』『なんか神獣とか付いてる』『五位、六位の集団でエターナルと張り合う』と、割と豪快な設定変更があります。最後はナルカナ様とユーフィー大活躍で説明できるかな?
 神獣についてはエト・カ・リファの神剣固有のもの、という話もありますが、じゃあなんでユーフィーとイャガの神剣に神獣いるんだヨ! と頭が混乱します。
 というわけで……神剣には色々なタイプがあり、『束ね』は契約者の体に隠れることが出来る神剣なんだ、ということで。

 ……ちなみに、アセリアの神剣でも、オルファのエンディングでは『再生』は普通にオルファの内に収まっていることが文章で確認できますし、アセリアのエンディングの一枚絵では、移動中にも関わらず悠人とアセリアは神剣を持っていません。
 なので、高位の神剣となれば、当たり前のことなのかも。




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