なぜ良也は博麗大結界を無視できるのか? について。

 はっきり言って、思い切りチラシの裏ですので、興味のない人やんな厨設定聞きたくない、という方は無視でお願いします。




 さて、博麗大結界は、物理的に影響を及ぼすものではなく、論理の結界です。(東方求聞史紀参照)
 外の世界の常識を幻想郷の非常識に、外の世界の非常識を幻想郷の常識とすることで、外の世界の常識に縛られている人間には立ち入ることができなくしている、というものらしい。

 普通の人間は、どれだけ変わった性格をしていても、所謂『集合的無意識』に引きずられ、結局は外の世界の常識に縛られており、よほど突き抜けた意思の強い人間でない限り、博麗大結界を越えるのは不可能です。
(迷い込んだ外の人間は、そのほとんどが境界の妖怪の悪戯や神隠し、または結界自体の揺らぎによってやってきた人物です)

 さて、ここで良也の能力『自分だけの世界に引き篭もる程度』の能力の登場。
 彼の力は、自分の周りに自分だけの世界を創ること。当然ながら、その世界を支配しているのは『良也にとっての常識』であり、通常の外の世界の常識に彼は引きずられていません。
 そして、良也の常識とは今までの経験から幻想郷と外の世界のものが入り混じった曖昧なものとなっています。

 故に、常識の結界は常識・非常識どちらも持ち合わせる良也を素通ししてしまう……というのが、一応、彼の幻想郷と外の世界を行き来できるカラクリです。

 本人も気付いていませんが。



 なーんて考えちゃいますが、詳しい人から見ると、穴だらけでしょう。そのうち、もっと詳しい公式設定が出てくるかもしれませんし。
 とりあえず、久櫛縁的幻想郷ってことで、どうかご理解ください。



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