幻想郷縁起的キャラ紹介

〜成り立て蓬莱人〜
 土樹良也(つちきりょうや)

職業:お菓子売り
能力:自分だけの世界に引き篭もる程度の能力
住んでいる所:外の世界


 外の世界と幻想郷を自由に行き来できる外来人。
 博麗神社を入り口とし、週に一、二回ほど幻想郷に来ている。

 外の世界の珍しいお菓子を持ってきて、人里で販売している。このお菓子は大人気ですぐに売り切れる(※1)。
 頼めば、交渉次第ではあるが珍しい外の品も持ってきてくれる。香霖堂とは違い、壊れたり使い方がわからないということはないが、境界の妖怪によって外の世界の物品の持ち込みは厳しく制限されているらしい。

 元々は、事故によって生霊化して冥界に来たそうだ。その際、空を飛ぶ能力等を得た。

 暢気でマイペース。基本的に争いごとを好まず、誰に対しても友好的に接する。


【能力】
 世界の中に自分だけの領域を作り、その領域内で色々な事象を起こせる。
 現在できるのは空間歪曲、障壁生成、温度調節等。彼の世界の中では夏でも涼しく冬でも暖かく過ごせる。その他詳細は不明(※2)だが、空間までも操るところを見ると、人間が持つ能力としては破格の能力だと思われる。

 また魔法を使う程度の能力も持ち、普段はこちらを使って妖怪から逃げている。
 彼の使う魔法は地味で威力は弱いが、四種+αの属性を自在に操り、相手の弱点を突いたり怯ませたりすることができる。


【交友関係】
 人間としては、彼の交友範囲は幅広い。
 まず、最初に生霊として冥界に行ったことで、白玉楼の亡霊と交流がある。また、生き返った後はなし崩し的に博麗の巫女の家事を手伝うことになり、博麗神社に集う人妖とは一通りの付き合いがある。

 そのほか、紅魔館、永遠亭、妖怪の山など、強力な妖怪が集うスポットにも顔が利き、前述のお菓子売りなどにより、どことも比較的友好的な関係を築いている。

 しかし本人曰く『僕は虐げられているんだっ!』だそうなので、物珍しい人間が面白がられているだけのようだ。

【売っているお菓子】
・うまいぼう
 様々な味の種類がある棒状のお菓子。舌がぴりぴりするが、それがまた良いと評判。一番人気はコーンポタージュ。安い。

・飴
 毎回違う味の飴を持っている。この飴は販促のためか、子供たちに無料で一個、二個配られ、彼の名を高める要因にもなっている(※3)。

・ポテトチップ
 じゃがいもを薄切りにして揚げたお菓子。ご家庭でも気軽に作れるお菓子として、幻想郷にも広まっている。が、彼が持ってくるものは珍しい味のものなので、基本的に人気。

・チョコレート
 幻想郷の多くの人々が名前は知っているものの、滅多に食べられなかった伝説のお菓子。甘く蕩けるような味わい。
 彼が持ち込んできてくれるおかげで、誰もが気軽に食べられる味となった。

・カントリーマ○ム
 彼が個人的に好きで、いつも持ってくるお菓子。

※1:かく言う私も大ファン
※2:本人もよくわかっていないらしい
※3:私も毎回貰っている。コーラ味が美味。




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