*注意。

この話は、100万ヒット記念っつーことで、かなりぶっちゃけた話になっています。作品に関する裏話とか、愚痴とかをつらつらと書き連ねています。

作中のキャラと作者との対談っていう形式を取っているので、人によってはイマイチ好きになれないかもしれませんし、正直あまり面白くないかもですよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝・100万ヒット!!!

そんな垂れ幕がかかっている部屋で、名前が知られているキャラ、知られていないキャラ。全部合わせて五十はくだらないであろう人数が、狂乱の宴に興じていた。

それぞれが私、レイクの描く小説のキャラクターたちである。連載中も連載終了も、とりあえず現時点での全部のキャラが出ていると思ってもらいたい。

無論、書くのが面倒なので、基本的に登場するのは主人公とヒロインのみ。準レギュラーとか、脇役キャラとか一発キャラははしょるので、そこらへんはご了承願う。

 

「俺は……まぁ当然のように、出番ないよな。こういう特別編なら、って思ったんだが……」

「一番初めは、アレンくんの恋人になるって設定だった(事実)はずのリムです。何時の間にロリっ娘にポジション取られたの!?」(キース先生&リム)

しかも、専属コーナーも(かなり初期の頃、実はあった。興味ある人はまだ残ってるのでどうぞ)いつの間にかなくなっているしネ!

でも、仕方がないのです。なぜなら、小説書き始めて初期の頃の作品ゆえ、ヴァルハラ学園物語の初期キャラクターは、どうにもキャラ的に弱い! 主役陣はまだしも、初期脇役キャラなぞ、既に使い道などないのです。

ジュディさんとかグレイとかって、覚えている人いない気がするしね。

しかし、この二人のエピソードは、ちょっとやってみたかった。キース先生も、実は(ごにょごにょ)な設定があったんだけれどね〜。時期的に書けなくなっちゃったけど。

 

いやいや、それはどうでもいいか。ええい、あの二人を気まぐれで登場させると、いつも話の方向が変わってしまう!

 

 

 

 

 

 

 

 

……さて、作品別に見ていこう。

まずはここに投稿している『風月亭ドタバタ日誌』よりゼータとフェアリィ。

「どうも、こんにちは〜」

「……で、どうして俺は、宴会だっつーのに何も食べさせてもらえない?」

「当然ですよ〜。ゼータさんが、マトモな人間の食事やお酒なんていう嗜好品を、口にできるはずがありませんから」

「そりゃまた随分な理由だなオイ!」

さて! 『風月亭ドタバタ日誌』に関しては、いいところで更新が止まっているわけなのですが!

「そうだそうだ。それ、文句言いたかったんだ。あと二、三話で終るとか抜かしといて、なんで半年以上放置してんだよ!」

し、仕方ないんだ! 投稿先のサイトの梅が更新停止しやがって! こんなんじゃあ、こちらとしてもやる気がもりもり減衰するってもんだろーが。

「……それでも、二月までは月に二回程度は更新しているようですが?」

う、くっ!

「もしかしてわたしたち、このまま忘れ去られてしまうんでしょうか……」

だ、大丈夫! 就職活動が終ったら、終ったら……書く。きっと。プロットは、あるし。

「信用できねぇな」

「まったくです……」

ええい、ちゃんと第二部も考えているんだぞ!」

「ほほう。それは興味深いですね」

↓予告だあああああ

 

 

 

ドッカァァァァン!

『な、なんだ!?』

『私は、教会から派遣されてきたシスター。アーナと申します。ゼータ・エヴァーシン! 貴方を聖王府の命により捕縛します。後、エヴァーシン家の秘密をなんとしてでも聞き出せ、とのことですので……ご、拷問を』

『いきなり壁を爆破して入ってきて、妙な事を嬉しそうに語るな!!』

(物理的に)炸裂するバイオレンス!

 

『ど、どうして私を縛るのですか? 私、縛るのはともかく、縛られるのはちょっと……それに、縛るべきは、そこの罪人、ゼータさんですし』

『この街では教会の権限はあまり通用しませんよ。風月亭の看板娘として、宿内で不埒な行為が行われていようとしているのを黙ってみているわけにはいきません』

『我々の聖なる審判のどこが不埒だと!?』

『ゼータさんはMですから、貴方にそのつもりがなくても悦んじゃいます!!』

『そ、そんな……ある意味で、私の趣味にクリティカルな』

『悪質なデマを流すなぁああああああああアアア!!!』

随所に盛り込まれたエロス!

 

『あ、おいしい』

『そうですか?』

『はい、これすごく美味しいです、フィーさん』

『それはよかったです。アーナさん、良ければおかわりはどうですか?』

『いえ、それは良いのですけれど……その、まるで地獄で最上級の責め苦を受けた挙句、奈落へ放り込まれた死人のような顔をしているゼータさんは……なんかそそるんですけど』

『……同情するなら飯をくれ』

心温まる交流!

 

『そ、そんな――まさか、聖王府がそんなことを!?』

『やっぱな。……結局俺らを都合よく利用しようとしているってわけか』

『あの教会が裏ではそんなことをしているなんて……』

『でも、秘術の力を借りてまで、なんであいつら「食料の上手な保存の仕方」なんだ?』

渦巻く陰謀!

 

『ゼータさん、好きです!』

『ま、待て、アーナ』

『何でですか! 私のこと、嫌いですか!』

『ま、まぁ、端的に言えば……』

『ガーーン』

『どこの世界に鞭を振りかざしながら女王様ルックで近付いてくる女を好きになるやつがいるかぁぁああああああああ!!!』

そして、愛!

 

風月亭シリーズ第二段! 『風月亭ドタバタ日誌2〜オー、マイシスター!〜』。秘跡や秘術、それを発掘するルインハンターを敵視する“教会”のシスターが風月亭にやってきて大暴れ!

乞うご期待!!

 

 

 

「……なんだこれ」

見ての通り、予告編だ! 昔、戯れに書いていたものをコピー&ペースト!

「面白そう……なのかな?」

面白いに違いない!

「アホらし……フィー。酒注げ」

「わーい、亭主関白のつもりですか? 家賃滞納者があまりいきがっているとブン殴りますよ〜」

聞けよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

次だ、次。

大学祭で書いた小説が元になっている『春夏秋冬!』の面々。四季春秋、妹冬夏、杉村誠一郎、志藤京香。

「杉村ぁあああああああああ!! 酒にナニを混ぜたああ!」

「ふっ、気にするな。少々気分がハイになる薬だ」

「おりょりょ。あははは、なんかお花畑が……。おじいちゃーん」

「し、志藤さん!? ちょっと、しっかりして!」

「うーん、禁断症状かな? やはりもう少しコカイソの割合を増やした方が……」

「お前今なんつった!?」

「こかいそ、だ。ふっ、だまされたな、春秋よ」

「あれ〜、杉村さんが、なんか三人に見えるー」

「うむむ、冬夏ちゃんは酔ってるのかトリップしているのかわからないな」

「まぁ全部貫いたら良いか〜。えいっ!」

「ノゥ!? 棒手裏剣が、棒手裏剣が俺の眉間と喉と心臓に!?」

あ〜〜〜。

うん、なかなかとんでもないことになっている。

「あっ、ウチの作者を発見したぞ! 皆のもの、突撃じゃあ!」

げっ、杉村に見つかった。

「全四話ってどういうことだよ! しかも、僕ツッコミしかしてないし!」

「掲示板のアイコンの真冬夏ってなに!?」

「他の作品に俺を登場させろー!」

「あたしの趣味が同人ってなんでよーー!?」

「続き書けーそして、僕を主人公っぽく、こう目立つ方向で」

「続き書いてください。そして、わたしをキレキャラから脱却させる方向で」

「続きを書かないと、HPハッキングするぞー」

「とりあえず、続きはどうでもいいから同人趣味の撤廃を!」

ああ、うるさい。ここのやつらはパワーがあっていかん。なまじ、短期間で書いたせいか、勢いだけで仕上げたところがあるからなぁ。

「そうなのか?」

うん。しかもすげぇスケジュールきつくて。いや、早く取り掛からなかった僕が悪いんだけど。

……まぁ、なんだ。紙面に余裕ないからどうせそんなに量書けないでしょーってことで放置していた。

「最悪だな」

言うな。まぁ、マトモに挿絵が付いている唯一の小説。web小説で挿絵っていうのは、賛否両論あるみたいだけど、これはこれで気に入っている。描いてくれた梅に感謝。

キャラたちは気に入っているんだけど、正直動かしにくくて……まぁ、続きは、今のところ望み薄かな。

「ちょ、待ってくれ。俺は主人公らしい見せ場が一つもなかったんだけど!」

それは、まぁうちの小説の主人公の常って事で。

テンポ良く行こう。次。

 

 

 

 

 

『退魔士真希くん奮戦記』……僕の中で、ある意味黒歴史と言える、あの作品。それより、美月真希、桜庭綾音。

「ちょっと待ってくれないか。その主人公である僕としては、その評価は少々納得いかないんだけど」

「真希さん。でも、わからないでもないですよ。ラストのあたり、すごくグダグダでしたし」

言うな! 自分でもよくわかっている。

……そもそも、最初はちゃんとしたプロット考えて、しっかり書こうとしていたんだ。でも、途中で他のヤツにかまけて連載が滞って。

「気付いたら、作ったプロットが消失して、自分で考えた展開を殆ど忘れていた、と」

言うなァあああああああああああああ!!

「全く、なんの伏線もなにもなく、僕が妖魔とのハイブリットにされているし」

「わたしのヒロインとしての役割は、捕まって、助けられるだけですか? 葵さんのほうが、よっぽどヒロインらしかったんですけど」

そ、それは……。ちゃんと、本来は随所で伏線を張るつもりだったし、綾音にはちゃんと見せ場が合ったんだよ? ……どんなのかは、忘れたけど。

「それにしても、もう一回ちゃんとプロット考えるべきだったよね……」

「ですよねぇ。真希さん、これ、聞いた話なんですが、物語中に名前が出ていた神薙家を中心にした別シリーズも書く予定だったらしいですよ? それどころか、退魔の四つの名家それぞれにスポットを当てた物語を展開して、最終的には主人公たちが力をあわせてなんかするというアバウト極まりない計画も……」

「なんかするって……」

るーるるー。

今では、その設定も全て闇(HD)の彼方。あの夏、PCがクラッシュした時、退魔士シリーズ計画は終わりを告げたのだ。

そういうわけで、君たちの次なる出番の可能性は雀の涙ほどしかない! 大人しく星の図書館の肥やしとなるがよかろう!

「ひ、ヒドイ……」

「自分で書いておいてなんて無責任な……」

気合で終らせたんじゃよ〜。勘弁してくれよ〜。(ダッシュ)

 

 

 

 

 

ふっ、逃げ帰ってきたぜ。

おっと、そこにおわすは『ヴァルハラ学園物語外伝』の二人。ルーファス、リアではないかー。

「……なに慌てているんだ?」

ちょっと自分自身の過去に追われて。

「なんですかそれ?」

聞くな。

……時に君たち。息子夫婦は?

「ああ、何でも外伝2の記念ヒット作品を正式に作ることになったのに、ここでも出番を与えてなるものかー、ってどっかの教師と生徒が連れてった」

「まぁ、そっちはともかく、記念ヒットであの子達の話を書くのは賛成です。なんの脈絡もなく、一年生から卒業まで飛びましたしね」

うーん、あの流れは最初から考えていたんだけどね。外伝なのに、本編を食いまくるってのは、ちょっと問題かな、と思ってたし。なるべくさらりと終らせたかった。

それにしては、キャラを増やしすぎたのが、反省点かな。あと、戦闘シーンが……

「まぁ、お前の戦闘とかが唐突だったり未熟だったりするのはいつものことだがな」

うう……

「いつも感覚で書いているから、たまにプロット作ったら変な話になるんです。みなさーん、知っていますかー。連載中のヴァルハラ学園物語。土曜日に次の話のストーリーを考えるところから書くところまで全部やることも月に一回くらいの頻度であるらしいですよー」

ああ、もう。そんなこと暴露しなくてもいいの!

……あー、コホン。

しかし、外伝は、ある意味でうちの出世作ともいえる作品でしょう。

「誤魔化したな……」

気にするな。

まぁ、知っている人は知っているけれど、昔、外伝は、楽園さまの週間ランキングにランクインしたことがあります。そこから継続してみてくださっている人も多いんじゃないかなあ〜。

「確か、十万ヒット超えたか越えないか位のときだったか?」

いや、もしかしたら、それで勢いが付いて一気に十万超えたのかもしれない。

「どっちにしろ、それがこのサイトが100万ヒットなんて大それた数字をたたき出した原動力ですかねぇ。あの時のレイクさんは見ものでした。目が点になってましたし」

いや、だってまさかこんなとこにうちの名前が挙がるとは思ってもいなかったし。

……なんでだろう、こんな二人が主人公とヒロインなのに。

「こんな二人とはなんだ」

「ね〜、こんならぶらぶなのにー」

………………………

「……………………」

「あ、どうして二人とも沈黙するんですか。ルーファスさんまで!」

いや、全く関係ないし?

「ああ、俺も思った」

「なにを言うんですか。ヴァルハラ学園物語外伝といえば、わたしとルーファスさんのラブコメじゃないですか」

違うとは言わないけれど……

「俺は断固否定したい」

「否定、するんですか?」

あ、なんかスイッチ入った。

「痛い、痛い、痛い。耳を引っ張るな、リア。もげる!」

「ラ・ブ・コ・メですよね?」

「ラブコメラブコメ!」

まぁ、そうだな。色んな女に好かれているところなんて、特に。

「!!!?」

「よ、余計な事を……いででででででっっっ!? やめれええええええええええええええええ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ふう、なんとか逃げ切ったぜ。

あの状態のリアさんには、作者と言えど逆らえんのだ。

 

そして、本編四人衆のところへ来ました。一応、ウチの看板作品『ヴァルハラ学園物語』。の、ライル、ルナ、シルフィ、アレン、クリス。

「きゃははははは! ライル、踊れ〜」

「……ルナ、飲みすぎだよ」

「マスター、無礼講だよ。こういうめでたい時に呑まないのは間違ってるって」

「だからシルフィも! そんなちっこい身体で何本空けてんだよ!」

「まーまー、ライル、ついこないだ、お前も酔い潰れてたじゃないか。……潰れろ」

「座った目つきで酒瓶を押し付けないでくれるかな、アレン」

「まぁまぁ、ライル。……諦めなよ」

「クリスは諦め早すぎ!!」

あ〜、もしもし、良いかね。

「あ、こんちは」

ライル、苦労かけるなぁ……

「苦労させているのは、貴方ですけどね……」

まぁまぁ。ほら、そうじゃないと面白くないし?

「もっと別の面白さもあるでしょうに」

それは別の作品でやる。この作品では、君に割を食ってもらって、読者様に笑ってもらうのだ。安心しろ。道連れには事欠かない。

「ぜんっぜん安心できません」

まぁ、この作品については、まだまだ現在進行形で続くので、特に書くこともないかな……。

一つだけ言うとしたら……ライル。お前、主人公の癖にアレンに食われすぎ。

「アンタのせいでしょう!」

それもこれも、お前が動かしにくいのが悪いんだ!

「そういうキャラにしたのもアンタだ!」

じゃあ、ライルとルナをくっつけちゃえ! ライルから告白して! タイトルは『告白 〜そして、彼の奈落人生の始まり〜』だ!

「だから、その無駄に長いサブサブタイトルを止めろって! 今の『鬼ごっこ』編も既に鬼ごっことは何の関係もない話だし!! サブタイトルに至っては意味不明だし!」

一度始めたからには止められんのだ!

「なら、はじめからちゃんと考えてタイトルつけなよ! それから! 僕がルナに告白とかありえないから!!」

なにぃ! ヒロインだぞ、一応!

「自分でも一応って言っているじゃないか! つまり、ヒロインらしからぬって思ってるんでしょ!?」

まあ……否定はしないけど。

「そうでしょうそうでしょう」

いや、その、ね。

「なんですか?」

お約束なんだけど……つか、既にパターン化された落ちなんだけど。

「へ?」

「ライル……ずいぶん言ってくれるじゃない? 無礼講だからって、ちょおおおお〜〜〜っとハメを外しすぎたみたいね?」

「あ、あの、ルナ? これは、僕のせいじゃ……むしろ、作者のせいというか。って、いない!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

さてはて。

なにやらとりとめのない話になってしまいましたが。とりあえず最後の言葉を場。

 

ここまで続けられたのはこうやって読んでくれている、読者の皆さんのお陰です。

僕一人なら、途中でこのサイトを放り出していたでしょう。

これからもずしずし書いていくつもりなので、星の図書館をよろしくお願いしますね。

 

ってわけで、私も100万越えのお祝いに、一杯やりましょうかねぇ……