「いやぁ〜。家に居たと思ったら地面に突き刺さっているんだもん。俺ちゃん
ビックリ。なんだかんだで3話からも時間が空いちゃったからね。てっきり3話で打ち止めかと思ったよ。」
先ほど地面から引きずり上げた赤タイツの男。どうやらデッドプール、というらしいがこの男かそう言った。3話だの訳の分からないことを言っているのを除けばこいつの言っていることはこうらしい。
@家でゲーム。仕事がないことをボヤく。
A矢文が突き刺さる。よくは見えなかったらしいが赤青の女性の逃走を目撃。
B自分の身体的特徴が記された求人書だったらしい。
C立っていた所に魔方陣が展開。手元にあった双刀を掴む
D吸い込まれ、気がつくと地面に犬神家。あとは現時点に至る。
いろいろ突っ込みたい所があるがとりあえず話をまとめると八割方僕のせい。二割方その人物のせい。ということになる。赤青の服装。さらに弓矢を使うとなれば永林さんくらいしか思いつかない。理由については不明だが何か目的があるのだろう。
さらに何故手元に刀があるのかについては
「え?この刀?ほほう。聞いて驚くな?これはかの有名に伊吹童子がアダマンチウムとビブラニウムを使い鍛えたという…」
なんだか気になる名前や金属名があったが【仕事】の道具。と言われた。このことを言ったこいつの目はスキマや萃香がマジになったときの目だ。迂闊に触れないほうがいいらしい。あと金属。名前くらい聞いたことがある。確か高宮さんが
「アダマンチウムは一度固まると破壊が困難な金属だ。一方ビブラニウムは謎が多い。
何処かの国でしか取れないと言われている。先方はとある実験に使われた、として有名だ。名前?うん、確か【ウェポンX】という名前だった気がする。後者は〜、なんでもそれを材料に武器や防具。ロボットまで作られた、という噂だ。まぁ何かの冗談だろう」
これらのことをデッド(面倒くさいのでこう呼ぶ)に話すと
「【ウェポンX】……いやぁ〜聞いたことないなぁ。いや、本当に知らないよ?それの派生実験に被験者として参加したなんてことあるわけないじゃないの。」
…とか所々言いたい所はあるが、触れぬが花、というやつだろう。
「で、どうする?すぐに帰れるけど、どうする?」
「このまま帰るのもいいけどそれだとこのシリーズこれで終わっちゃうからね。俺ちゃんここに興味あるししばらく残ろうかな?可愛いジャパニーズガールをペロペr、じゃなくて【汚話】したいからね。」
…とりあえずデッドが誰かに殺されないことを祈っておくか。





という考えが無駄だったことを大体次の話くらいに身をもって知ることになるとはわからなかった。
あ、そういやあの二人の金属は希少なものらしく魔術にも使われているものだった。
魔理沙くらいならいざ知れずパチュリーやアリスはもしかしたらレミリア、あと妖夢
も刀の材料が何か気がつくかもしれない。魔女組に関しては殺してでも奪い取るかもしれない。レミリアは希少さから強奪。妖夢は速攻手合わせ願いをするだろう。
あ、珍しいもの好きだったら輝夜もいるか。希少金属二種で作られた刀。そりゃ珍しいか。気になったので今度萃香に刀の真相を聞いて見よう。もしかしたら、ということがあるかもしれない。



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