「むふふふ。にゃにやら、ギャグの臭いがプンプン臭って来るにゃ」

その生物は、意味不明なことを言って地面の中へ潜って行った。

200X年幻想郷に猫がやって来た。

今日も変わらず平和で幻想郷の端っこ存在する博麗神社には、相も変わらず参拝客が訪れなかった。

「はぁ。今日も、お賽銭箱には何も入って無しか。・・・何処か金がある場所襲ってやろうかしら?」

「おおコワッ。巫女が、巫女がー強盗しようと考えてルー。
ふー、物騒な世の中になったものですにゃー。」

「!!?、誰?」

私は、辺りを見回したが誰も居なかった。

「何処見てるにゃ?此処、此処。」

声のする方に頭をやって見ると、そこには奇妙な生物が居た。

「奇妙な生物とは、失礼だにゃ。珍妙な生物と、書き直したまえ。」

「どちらも一緒でしょう。で?お前は誰?後、解説に文句言うな。」

「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました、お嬢さん。私の名はネコアルク。で?此処は何処かにゃ?今にでも、強盗そうしそうな巫女さん。」

「・・・頭にきた、此処で封印してやるわ、化け猫。」

「にゃにー?グレートキャッツビレッジから来た、此の私を、ボコボコにするにゃと?」

「そうよ、大人しく封印されなさい!!」

私は、化け猫の額に封印のお札を貼ろうとしたが寸前のところでよけられた。

「むむ、中々出来るな御主。今のは、ReACTの頃の私でも避けるのは難しかったぜ。」

「?。何の事かよく解らないけど、喰らいなさい。」

[霊符:夢想妙珠] (注1)

「おっわ、びっぷ、たわば、ふぎゃ」

夢想妙珠を喰らった化け猫はピクリとも動かなくなった。

「さて、後はお札を貼るだけね。」

私がお札を貼ろうと化け猫に近づこうとした瞬間だった。

「まだだにゃ、まだダメージ一万以上いってないからバトル続行にゃ」

「何言ってんの、アンタは此処で封印されッ」

私は嫌な思いがし、咄嗟に後ろに下がった瞬間キラーンっと怪しげに、化け猫の目が光った。

「オブッパー」[怪光線:真祖ビーム]  (注2)

「ええ!!?キャアー」

『しまった!!油断した。』

化け猫はゆっくりと、此方に向かってきた。まるで「死」が迫ってくるかのように。

『あーあ、私の人生も此処で終わりかぁ。まあ、それなりに楽しかったけどね。』

と考えて死を覚悟していたが一向に化け猫は来ない。

『何故?』と思い、倒れてた体を持ち上げ、向こうをよく見ると、

化け猫の顔が吃驚した顔になっているのが見え、いきなり此方に向かって来た。

化け猫は私の目の前で止まるといきなり

「私は、急遽用事が出来てしまって君との試合が出来なくなってしまった。
むむまた、SOS信号キャッチ。しきゅーしきゅー今助けに猫が行くぜ。」

「…もう、勝手にして頂戴。」

私は呆れて物も余り言えなかった。

「では、さらばだにゃー。あ!そうそう、そんなにだれてばっかり居ると仕舞いには太るにゃー」

そんなこと言いながら化け猫は空の彼方に消えていった。

「ふふふ、また何時か来たら今度は絞めて三味線の皮にしてやるわー」

この日を境に霊夢は時折、修行をするのであった。






一方、空の彼方に消えていった、ネコアルクは?と言うと
 
「あーまた、宇宙空間に出てしまったにゃ。
冷たいにゃー、寂しいにゃー、つうか地球が遠退いて行くにゃー。」

宇宙で、彷徨っていた。

「・・・等と、言っている場合ではにゃい。しきゅーしきゅー誰か、たーすーけーてー」


 
 
 
 
あーまたやってしまった。これ、ぎゃぐか?
どうも、変な小説ばかり書く岡山です。勢いに任して書いた結果が之ですwww
ネコアルクは掴み所の無いキャラでしたが意外と簡単に書けちゃいました(笑)
書き直してみたら、意外と面白くなったかもしれない?っす。
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注1萃夢想の設定になっております。
注2スペルカードと合しただけです。本当は、アリマセン。(当たり前



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