大学が休みである日は幻想郷に行く。
これが結構前から習慣づけられた僕の生活だ。
そしてそれを変えるつもりなんかさらさらない。
と、いう訳で、今日も今日とて結界を飛び越えようとしたのだが……

「あれ?」

一人呟く。何故かいつもの結界と少し雰囲気が違う感じがした。
いつもだと、目を閉じてそのまま幻想郷に入っている。それはもはや手慣れているので、違和感なんか感じない。
原理も分からずスッと入っていく感じだ。恐らく自分だけの世界に云々な能力が関係してるんだとは思うけど。
しかし、何となく今日の結界は変な感じがする。
微妙に流されているような……もしかして、スキマの仕業だろうか?

「おーい、スキマー」

そっと声を出してみる。しかし返事はない。
返事がないってことは、スキマは僕を見ていない。
見てないってことは、スキマは関与していない。
スキマが関与していないってことは、今外界側にいる僕に悪戯できる妖怪はいない。
ってことは何もない。違和感は僕の勘違いであり、何にも問題ない。
そうと分かれば話は早い。
僕はこの微妙な違和感を振り切って世界を飛び越えた。









博麗神社の境内に出た僕は、霊夢に声をかけようと周囲を見渡す。
霊夢は基本的に縁側でお茶を飲んでるか、あるいはこの辺りを箒で掃いてるはずなんだが……っといたいた。
縁側に座っている霊夢を見つけた僕は、声をかけようと近づく。
すると、霊夢がこちらに気づいて顔をあげた。

「あら、参拝客? 素敵なお賽銭箱はあちらよ」

そしてこんなことを言い出した。
……………はい?
その時の僕は完全に時間が止まっていた。
動かない思考を無理やり動かし現状の把握のためにフル回転させ始めたのが時が止まって0.1秒後。
なんとなくにしろ、まとまったのは10秒後。うむ、遅い思考回路だ。僕のながらがっかりする。
とりあえず情報をもうちょっと集めるべきだ。そうだ、そうしよう。

「霊夢…だよな?」

「? 私を博麗の巫女と呼ばないで本名で呼ぶってことは、あなた私の知り合い?」

オーケイ、落ち着くんだ。
この程度の事態なんかいくらでも経験してきただろう。
仮説を立てて現状の打開を試みろ!

仮説1:ドッキリ
うーむ、霊夢の演技スキルが如何ほどのものか分からないけど、いつ来るかわからない僕に対してこんな手の込んだ真似をするとは思えない。
っていうかいきなりすぎるし、なんか違うような気がする。まぁ信頼度の低い僕の勘だが。

仮説2:記憶喪失異変
第三者の介入によって記憶が消されているって言うのはどうだろう? 
これなら説明がつく。僕は能力のおかげで記憶が消えない。
仮説は立てた。あとは実証するのみ!
僕は能力を広げて神社を覆う。そして霊夢と目を合わせた。

「……」

「……?」

どうやら仮説は違ったらしい。次行ってみよう。

仮説3:別人
このだらけきった空気は本人特有。次。

仮説4:………………ちょっと休憩
いや、分かんない。ほんとに分かんない。
分かっていることは霊夢が僕の事を知らないということ。
とはいえ賽銭箱云々言えるってことは記憶喪失じゃないだろう。多分。

「あら?」

「うん? どうした?」

「今日は珍しいわね。神社に2人も人がたずねてくるなんて」

「へ?」

僕は慌てて振り返る。
ちょうど僕の真後ろ。距離的には3メートルぐらい。
そこには真っ黒で長いコートをきた男が立っていた。
手には本を持っていて、見たところグリモワールの一種だと思う。魔法使いだろうか。
見覚えがない男だ。っていうか幻想郷ではあんまり男性の知り合いはいない。
そんなわけで相手が男性である以上、見覚えなんかあるはずがなかった。
男は僕を見て不思議そうに首を傾げた後、そのまま口を開いた。

「そこの霊力が高いおそらく蓬莱人。一体君はどこからやってきたんだい?」

……重ねて言うが僕と彼は初対面。
ではなぜ僕の情報はあちらに漏れてるんだろう?

「そりゃあ見りゃ大体はわかるよ。稀有な能力を持っていることもね」

!? こ、これは、スキマと同じ読心術!?

「君からは何となくこの世界っぽい感じがしない。いや、幻想郷っぽい感じはするんだけど……なんか此処っぽくない」

「そんなこと言われましても、心当たりは少ししかありませんよ」

僕は今になってここに来るときの違和感を思い出した。
今ならわかる。あれは慣れない世界に渡ろうとしたから違和感があったんだ。

「ふむ、もしかして君は、僕と同じ人種なのかな?」

「? あなたも蓬莱人なんですか?」

「いやいや、そうじゃなくてね。まぁいい。少し話さないか?」

「はぁ、構いませんけど」

僕は戸惑いながらもそういうと、男は霊夢に断ってお茶を淹れてきた。

「まぁ座ってくれ」

「はぁ」

言われた通りに縁側に座る。

「さて、何処から話そうかな……」

「あ、出来れば簡潔にお願いします」

この悩み方等、僕の頭の容量を遥かに超える話がくる可能性は結構高い。
今の内に簡潔にして貰うように頼んでおくわけだ。そこ、バカって言うな。

「じゃあ、そうだな。君はパラレルワールドって分かるかい?」

「それは、まぁ」

伊達にラノベを大量に読んじゃいない。

「ここは君にとってそれに近い場所なんだと思う。ただ、少しだけ違うのが、あり得た可能性じゃないって所さ」

「あり得た可能性?」

いかん、もう分かんなくなってきた。そこ、早いとか言うな。
いや、ここでしっかり理解できるのなんてスキマとかパチュリーとかそのくらいじゃないか?

「そうだね、簡単に言いかえれば、『別の幻想郷』って所かな」

「それは異世界じゃないんですか?」

あれ、でも幻想郷ではあるんだよな。
幻想郷自体が異世界で、それの異世界?
……うーん、こんがらがってきた。
僕が頭を抱えていると、隣に座る男は楽しそうに笑った。

「そだね、平行な世界と異世界が混ざった、なんて言ったらいいか分かんない場所なんだ」

「複雑な設定だなぁ」

本心である。
僕自身、訳の分からない出来事には巻きこまれまくっているが、こういう頭を使う訳の分からない事は正直苦手なんだよね。

「平行世界とするならば、この世界には違う君が存在しなきゃいけない。例えば、引きこもりな君とか、あるいは全然力が無くって妖怪にからかわれる君とか」

「それいつも通りの僕じゃないですか」

「あれ、そうなのかい?」

移動型引きこもりの能力に、ちょっと使える程度の魔法。
我ながら悲しくなってくるぞ。色々と。

「強力な能力に、高い霊力、ついでに和やかな性格からして主人公最強ハーレム系かと思ったんだけど」

「それは遠い遠い過去の夢です」

そして、それなりに長い幻想郷暮らしで夢は叶わないと言う事が分かってる。
いかん、涙が出てきた。

「まぁいいや。話を戻そう。とにかく、この世界に君は存在しないわけだ。故にここは平行世界とは呼べない」

「はぁ」

「でも幻想郷の異世界が幻想郷って言うのも変だろう?」

「確かに」

異世界は全然違う世界だからこそ、異世界と呼べるのだ。多分。

「ああ、そうだ。この場所を示すのに相応しい言葉を思いついた」

「なんですか?」

「この場所はね、『幻想郷の平行世界』なのさ。君にとってはね」

「幻想郷の……?」

…………確かによく考えるとそれが一番しっくりくる…のか?
僕が再び頭を抱えたのを見て、男は再び笑った。

「次の話に進もうか。君は、この世界にきて最初に何を感じた?」

「何って……」

言われて思い返す。
いつもと変わらないと思っていた。最初は。

「その通り、平行世界は基本的に大きくは変わらない」

「それでたしか……霊夢が僕を知らなくて、どうしようか考えていたら貴方が来た」

……ん?
なにかすごい違和感を感じた。
なにか重要な事を見落しているような……

「まぁ俺が来たのは完璧に偶然だけどね。時に君は、この世界について詳しいのかい?」

「まぁ、交友関係に関しては幻想郷でも上位だと思いますけど」

主要な場所のトップ全てと知り合いだし。
それに人里でお菓子を売ってるから、こと交友関係に関しては割と広い自信がある。

「じゃあ気付かないかな? この場所での最大の違和感について」

「……ええっと」

さっき漠然と感じたあれだろうか。
とりあえず一個ずつ整理してみよう。
霊夢が僕を知らなかった。これは特に問題ないと思う。
次に、知らない男が来た。博麗神社の参拝客なんて珍しい。
そして、交友関係について聞かれた。
この狭い幻想郷、知り合いでない存在の方が珍しい。
あれ、待てよ。
珍しいが二つ重なる点があるぞ。
……………なるほど、分かった。

「貴方は誰ですか?」

「正解、その通り。この場の違和感の正体はこの俺だ」

僕が正解した事に関して男は少し嬉しそうだ。

「実は『幻想郷の平行世界』っていうのはたくさんあるんだ。それこそ、想像も及ばないほど」

「まぁ、あり得ない話では無いですね」

だって平行世界なんだから。

「しかし、そのほぼ全ての世界に置いて言えること。登場人物は変化がない。例えば君の方にも霊夢がいるし、ここにも霊夢がいる。まぁ性格の方は変わることがあるけどね」

「へぇー。……あれ?」

ここでさっきの違和感が再び浮上する。

「ってことは貴方は?」

「そう、恐らく俺は他のどの世界にも存在しないんだよ」

なるほど、何か訳ありなのか。

「そして、君もだ」

「はぁ。……はぁ!? 僕も!?」

意味が分からない。いやほんとに。

「君がこの幻想郷に存在しないことがいい証拠だ。そもそも君は幻想郷の人間じゃないみたいだしね」

「まぁ確かに外の世界の人間ですけど」

「そもそも、『平行の幻想郷』があるんだから、どこかに大元の幻想郷があるはずなんだ。そこ以外の幻想郷には、俺らと同じ人種がいると思って貰って間違いない」

「なるほど」

すなわちあれだ。二次創作が『平行の幻想郷』で、どこかにオリジナルがあるっていう理論だ。
っていうかそういう解釈しかできない。スキマとかならもっと上手く纏めると思うんだけど。

「俺らと同じ人種にはそれこそ沢山のタイプがある。滅茶苦茶強かったりとか、変な能力持ってたりとか。俺はこの人種を纏めて、こう呼んでいる」

「なんて呼んでるんですか?」

「『オリジナル主人公』、略して『オリ主』だ」

「わっかりやす!」

要するに、僕は主人公な訳だ。
纏めてしまえば二次創作の主人公。ちょっと顔がにやけてしまうポジションであることは間違いない。

「あれ、でも……?」

「ん、どーした?」

「僕、別に取り柄とか無いような……」

「取り柄と魅力は比例するとは限らない。案外人気があるかも知れないぞ」

力強く言ってくれるが、希望的観測である。
例えるなら、取り柄も魅力もない主人公の活躍を期待してくれる人がたくさんいるかも知れないってことだ。
あるいは人気投票とか、キリ番リクエストとかで投票されたりとか。
例えは他人から見れば分かりにくいけど的確だったりする。うん、あり得ないね!

「まぁ自身の取り柄なんて傍から見ても分からないもんだよ。ところで、ちょっと疑問に思ってたんだが、どうして君はこの世界に流れて来たんだろう?」

「ん? ああ、そう言えば」

僕は男に自分が世界を渡る際に感じた違和感の事を話した。

「ふむ、成程成程、心当たりは無いわけじゃないな」

「あ、やっぱりなんかあるんだ」

しかも、軽い口調で言ってはいるものの、今までこんなことは無かったのだから相当大きな事をやらかしたにちがいない。
さぁ、何をやらかした!? スキマの悪口を言いまくって結界を不安定にしたとかか!?

「博麗大結界をこの間大規模に破壊しちゃってね」

流石に予想の斜め上を飛び越えていった。

「は、はぁ!? そんな事したらスキマとか霊夢とかが黙ってないだろ!?」

「おお、ゆかりんをスキマって呼び捨てするとは。なかなか恐ろしいやつ」

「ごめん、その呼び方の方が恐ろしい」

物凄い鳥肌がたった。

「まぁいいや。答えて言えば、レミリアと一戦やらかしてね。グングニルをキャッチボールしてたらすっぽ抜けちゃって。ん? キャッチランスか?」

「………」

開いた口が塞がらないとはこういう時の事を言うんだなと自分の冷静な部分が語りかけてきた。

「キャッチする度に霊力込めて投げ返してたら紅魔館ぐらいのサイズになっちゃって。んで、それがすっぽぬけて博麗大結界をいともたやすくぶち抜き、現在修復中」

「霊夢はあそこでお茶啜ってるが」

「修理が終わるまで外出禁止令が出てる」

あーっと。
とりあえずこの男は所謂、最強系の人物らしい。

「まぁ、別に君が戻る分には問題ないだろうし、気にしないでくれ」

「気にしないのは難しいけど、なるべく関わらないようにするから安心してくれ」

男は楽しそうにハッハッハと笑った。
君子危うきに近寄らず。僕は危うきを一つ知ったことで君子に一歩近づいたんじゃなかろうか。

「さて、と。そろそろ戻った方がいいんじゃないか? そもそも君はこっちにはアクシデントで来たわけだし」

「あ、それもそうか。あれ?」

と、ぼくはここで重要な事に気付いた。

「考えてみれば結界の修理が終わるまで僕は向うの幻想郷に行けないんじゃないか?」

いつも通り幻想郷に入ろうとした結果がここに到着だったわけだし。
しかし、男は首を横に振った。

「幻想郷に入るイメージじゃなくて、世界に入ることをイメージしてみるといい」

「世界に?」

「幻想郷っていうアバウトなイメージじゃなく、君の知り合いがいる世界を想像するのさ」

それじゃ、お達者で。
男は言うだけ言うとくるりと背を向け、帰ろうとする。

「ちょい待って」

僕はそれを呼び止めた。
そう言えばさっきからなんか違和感あるなぁと思ってはいたのだが。

「名前、聞いてなかった」

それを言うと、男は少しだけ困ったように微笑んだ。

「平行の世界って言うのは基本的に交わらないんだよ。だから、二度と会えないことが分かってる。自己紹介の必要性を感じないのさ」

そう言って男はバツが悪そうに頭をかいた。
なるほど、そういう考え方も無くはない。でも、僕の考え方は少し違うんだよね。

「『人の縁は奇なるもの。一度交わったなら、またどっかで会うこともあるさ』」

以前、萃香に言われた言葉だ。確かにそうだと思う。
だって、僕は生霊の時お世話になった皆にまた会えたんだから。
男はきょとんとしていたが、しょうがねーなぁと苦笑すると、

「京、って呼んでくれ。そっちは?」

「僕は良也。土樹 良也」

京は軽く右手をさしだした。
僕はそれをガッチリ掴む。

「またな、良也」

「ああ、またな。京」

ガッチリと握手したまま、京と一緒に、偶然にも同じ言葉を言っていた。

「「オリ主同士、お互い頑張ろう」」






さて、僕は博麗神社に戻ってきた。
いつもとなんら変わらない荒れてる境内。
さて、言われた通りに”とんで”みますか。
目を閉じてイメージする。
怠惰でお茶ばかり啜っている霊夢。
捻くれているがまっすぐな魔理沙。
何だかんだで優しい人形使い、アリス。
心配性でちょっと辻斬りの考え方がある妖夢。
大食いで何考えてるのかよく分からない幽々子。
とてつもなくうさんくさいスキマ。
不幸属性持ちの美鈴。
魔法の師匠であるパチュリー。
完璧なメイドさんである咲夜さん。
カリスマが物凄い吸血鬼、レミリア。
手のかかる妹的存在、フランドール。
仲の良い飲み友達の萃香。
ウサ耳でツンツン(デレはない)な鈴仙。
人を騙すのが得意なてゐ。
いつも僕をからかってくる輝夜。
マッドなお医者さんである永琳さん。
人里を守っている僕の心強い味方、慧音さん。
永遠を理解する友人妹紅。
幻想郷のパパラッチ、射命丸。
元教え子の現人神、東風谷。
守矢の二柱、神奈子さんと諏訪子。
ちょっと生意気な天人、天子。
地底の僕的いい人ランキング上位、さとりさん。
そのペット二人、お燐とお空。
そして放浪癖があるさとりさんの妹、こいし。
最近知り合った面々として、聖さんやナズーリンも忘れてはならない。
あっと、最近会ってなかったけど、森近さんもいたな。
それに、阿求ちゃん。僕の欄はどうなってる事やら。
その他にも、ありとあらゆる人を思い出して。

「……個性的な人ばっかだ」

人じゃない奴の方が多いけど。
僕は苦笑と共に世界を”とんだ”。






世界を渡った感じがして、僕はゆっくりと目を開けた。
するとそこには。
なぜか物凄いハイテンションでこっちに走ってくる霊夢がいた。

「ちょっと! 良也さん聞いて! ついに! この神社に! 参拝客が来たのよ!」

興奮しすぎで聞き取り辛いが、どうやら霊夢が夢を見ているということだけは分かった。
僕は優しく霊夢の肩に手を置き、

「目を覚ませ、霊夢」

問答無用のグーパンチを受けた。世界が狙えるいいパンチだった。
冗談はともかく、不老不死とはいえ痛いものは痛いんだぞ!

「疑うなら見てみなさいよ!」

たしかに百聞は一見に如かず。
僕が現実を教えてやれば霊夢も大人しくなるだろう。
あれ? でも霊夢って基本的にこんなに騒いだりはしない気もする。
賽銭が入ったからってそんなに喜ぶものか?
と、疑いつつも僕は賽銭箱を覗き込み、

「…………」

時が止まった。
予想していたのは、せいぜい硬貨一枚ぐらい。
しかしなんだ。
この、賽銭箱を埋め尽くさんばかりに詰まった硬貨は。

「……………また渡る世界を間違えたのか? でも、霊夢は僕の名前を呼んだしなぁ」

「あ、そうそう。良也さんに届け物よ」

「僕に?」

霊夢の言葉で我に還り、届け物とやらを見る。
それは、一冊の本だった。
しかも、ついさっき見たことがある様な……

「あと伝言があるわ。このお賽銭を入れてくれた人からよ。『良也との出会いを記念して、賽銭と本はくれてやる』だって」

「……流石、最強系」

僕は本を開くと、不自然に真ん中辺りのページが開いた。
どうやらつい先ほどそこを開いていたようだ。
そこには、世界を渡るための魔法について書かれていた。






その後、霊夢が調子に乗って宴会を開き、しかも全員分の超高級な酒や超豪華な食事を奢ってしまい、五百万あった賽銭は一週間で吹き飛んだことは余談である。
















後書き

5000000ヒットおめでとうございます。
折角なのでお祝いしようと思ったのですが、生憎文章力は高くなく、如何しようかと思ってました。
仕方が無いので文章力の足りないところは発想力でカバーです。
やっべ、俺設定全開wwwwうっはwwww
お楽しみ頂けましたら幸いですが自分で読んでも下手だなぁって思うんですよね。精進します。
ちなみに、作中のオリキャラが出る小説は現在私のPCの中にのみ存在します。
でも原稿用紙に換算すれば500は超えてるんで、その気になったら公開するかもしれません。
それでは、久遠天鈴の更なる発展とその他諸々を願って、ついでにもう一回おめでとうございますと言って、後書きを締めさせて頂きます。



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