※このあとがきは、作者が思いつくがままに考えなく喋り倒す混沌の地です。
 ネタバレはもちろんの事「何言っちゃってんのこの人!?」という要素が
 多分に含まれております。それを予めご了承の上ご覧下さい。



正直、このあとがきは読まない方が良いです。本当に余韻ぶち壊しですから…。










ハイハイハイ! と、いう事で!
完結! 終わりました! 終われました!!
どうにかこうにか、『東方忘却記』終わらせることができました。
どれだけの方々がここまで読んでくださっている事でしょう?
そして、ここまで読んでくださった方は、この作品面白かったかな!?
正直言うと、我ながら無理やり終わらせた感が思い切りします!
たぶん、設定だって矛盾だらけ、なのは大前提な上に! 説明不足で「?」と思われた人も少なくないと思います。っていうか下手したら読んだ人みんな内容理解できなかったなんてパターンもありえますからねコレ!!



ホントにね、設定考えるのが苦手な作者でして…。だってこの作品の設定なんて大半が後付け設定だしね!(うわ、さっそくぶっちゃけた!)
だから、この作品ギャグパートが多かったっていうのはロクに設定なんて考えてなくて、なんとかギャグで時間稼いでる間にどうにか完結に向けて設定考えてたって事なんですね。
それでも正直シリアス入って以降も話作りながら設定をどんどん後付けしてた感が強いです!っていうかギャグ書いてる時はもうギャグの事しか考えてなかったから設定なんて結局ロクに考えられなかったんだよまったく!!
うん……。我ながらいくらあとがきだからって言っちゃいけない事言いまくりな気はします……。
そういう場所なんです! 上記してますよね、混沌の地だって!!



無理やり終わらせたって言いましたけど、一応はこの作品完結を目的には書いたんですね。
だから、終わらせ方だけは割と最初から考えてた……と思います。それでも書きながら当初の予定からけっこうズレた感はあります! 小説、ていうかキャラって本当に生き物なんだなぁっていうのはこの辺実感できますね。



まず、オリ主はラストに外の世界に帰る。これだけはもう最初から考えてた内容でした。
こういう事言うとね、ちょっと著者っぽいなぁなんて自分で思いつつ、たぶん読んでる人は何格好つけてんのって思われてるでしょうね……。
と、いうのもコレはあくまで『奇縁譚の三次創作』それを心がけて書いたつもりです。
なので、ね。オリ主がこの世界観に干渉するのは1年間だけ。
それ以降はまたこの世界にも東方奇縁譚としての世界を良也くんが繰り広げる。
幻想郷の住人には『あぁ、そういえば変な外来人の暴走娘が1年くらいいたなぁ…』なんて思い返してくれると嬉しいな、なんて思いつつ。



でも正直読み返してみると良也くんに汚れ役着せちゃってない!? っていうのは自分でも思いました!
ちがうんです! ここだけ言い訳させてください!!
本当は、紫も言ってた通り良也くんにバシッと異変を解決させて『さすが奇縁譚の主人公!』っていうのを盛大にアピールさせるつもりだったんです…。
なんでこうなったのかしら…? これは自分でも本当に分かんないです。
多くの奇縁譚ファンの方々にこの辺りは本当に申し訳ないです。そう思うならもっと普段から出番増やせば良い!って話ですね。 



うん。古河音出張っちゃいましたね…。
そう、古河音! 一応この作品の主人公…で、良いのかな?
一応この辺は自分でも色々工夫したつもりなんです。
ていうか主人公というよりもよく漫画とかでいうところの『劇場版のゲストヒロイン』みたいな立ち位置にしてみたつもり、なんですね。
何か悪いものに乗っ取られた囚われのヒロイン。それを良也くん含む原作のキャラ達がみんなで救い出す!みたいな熱い展開を目指してたんですけど、コレもいざ書いてみると当初の予定から全然ちがいますね。



まず、その何か悪いものを『前世の自分』になんてする予定なかったです。これも後付け設定の悲しい産物ですね。
しかも書いてるうちにどんどんあの人キャラ立ちしちゃうのね!!
一応この作品三人称っぽく書いてるじゃないですか?書いてるつもりなんです! だから書いてる最中に古河音の事をなんて表記して良いか自分でもすっごい混乱しながら書いてました。
だから「彼女」とか「少女」とか色々誤魔化してたと思います。ていうか誤魔化してました。
ホント、月詠鈴芽。彼女がここまで濃いキャラになるなんて思ってなかったです。
だから、正直彼女の消滅に納得できないっていう人はいらっしゃるでしょうか? いてくれたら、嬉しいな(*≧∀≦*)



紫と鈴芽の最後の会話ね。あのシーンも本当はもっとしっとりじっくり泣けるシーンにするつもりだったのに、ほとんどなじり合いっていうかギャグちっくに終わっちゃったのは、本当に『キャラが勝手に動いた』としか言い様がないです。
なーんだか、本当に『〜〜つもりなかった』ばっかり言ってますね私…。



我ながら、本当に展開が早すぎるくらいの作品だったと思います。
というのもコレ最初から完結を目的に作った作品なんですね。それにしたってもっとちゃんとプロットとか立てておけばしっかりとした終わり方できたんじゃないかなぁ〜とか思いつつ、たぶん今後もプロット立てません。
だから進歩ないのかな〜なんて思いつつ、やっぱりこの書き方に慣れちゃってる自分がいるんですね。



そうそう、完結を目的に〜って話ですね。
だから、その16のあとがきにもあったようにギャグパート本当はもっと短めにして1年後、月詠鈴芽の復活!みたいな予定でした。
でもそれだと味気ないっていうか、正直少しでも読んでくださっている方々に古河音っていうキャラを知ってもらいたかったっていうか、ぶっちゃけ少しでも好きになってくれたらなぁなんて下心丸出しでした。
少しでも好きになって頂けたら、慧音との別れのシーンでも少しはジーンと何か感じてもらえたら、と思ってずるずるギャグパート増えちゃったっていうのも正直な話です。
だから、鈴芽のキャラが思いのほか立っちゃったっていうのは、今にして思えばそれと似たような事があったのかな…?



ギャグパート除けば本当に、ありきたりな展開だったと思います。正直そのありきたりな話を書きたかった!
ありきたりな話で少しでも泣けた! 感動したって思って頂ければ…と下心満載で書き始めたのがこの作品ですから!!
そんなこんなで上白沢古河音・月詠鈴芽・星神すずめ、が起こした忘却異変も終わり、またこの世界にも東方奇縁譚として良也くんが活躍してくれるでしょう!



という訳で、東方忘却記を最後まで読んでくださった皆々様!
本当にありがとうございました!! 少しでもお楽しみ頂けたでしょうか?
忘却記はこれにて終了とさせて頂きますが、創作活動がこれからも続けていきたいと思います!
またどこかでお会いした時は、よろしくお願いしてもらったら…うれしいなw













さて、ここまで語っといてなんですが

ごめんなさいっ!まだ終わりません(><

ここからは、『もし古河音が外の世界に帰らなかったら?』という番外編的なお話になります。
私の中ではぶっちゃけコレで完結した感が強いので完全に蛇足感はありますが、そんな茶番にもう少しだけおつき合い頂けると、幸いです。

という訳で、ちょっとだけ予告やっちゃうよ!









舞台は忘却異変のちょっと後。
アレだけ盛り上げといて結局古河音は帰ってなかった!?

「さぁ、なんでこんな所にいるのか教えてもらおうか。古河音?」

「あの…。たぶん今答えられる様な状態じゃないと思いますよ?」





どこかで聞いたような口調とセリフ!?

『これより我が剣はアナタと共にあり、アナタの運命は私と共にありますわ。
ここに、契約を完了いたしました』







あっきゅんファンはよっといで!あっきゅん巫女服着ちゃうゾ!?

「え…?なんで!?どうして!? っていうかどうしたんですこの服!?いや、そもそもなんで巫女服……??」







今日のウチの主人公は通常運転。良也くんごめんなさい。

「ちょっとなんですか!?剣持ちとかしかも喋るとか女性人格だとか!!
ファンタジーの世界にステップインですか!?主人公気取りですか!?いずれは実体化なんかして乱暴でもする気なんですか!?エロ同人みたいに! エロ同人みたいにっ!!」







なんで!? どうして!? 漫才なんかもやっちゃうよ!

魔「そーなのかー!」

古「ルーミアかっ!……え?なんで今それやった?
  それこーりんスパークの時に使ったネタですよね?」



もうちょっとだけ続く蛇足な茶番。どうか鼻で笑ってやってください。



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