??「リムと!」

???「キースの!!」

リム・キース「なぜなに講座―――――!!」

 

 

リム「さて、このコーナーでは、思いつきで出したはいいが、全く出番のない薄幸の美少女ことリム・アトワリアと……」

 

キース「同じく出番のない、教師キース・ロピカーナで、本編で説明しきれない所を授業風に解説しようと言うコーナーです」

 

リム「作者に文章力がないせいで、こういうコーナーを作らなきゃいけなくなっちゃったのよね。全く……出演料は出るのかしら?」

 

作者(レイク)「出ないぞ」

 

リム「えーーー!?じゃあただ働き?やってらんないわ」

 

キース「まあそう言うな。もしこのコーナーがなかったら、俺たちの出番はもう全然ないかも知れないぞ」

 

リム「うっ……!それは困る……」

 

レイク「まあそういうことだ。おとなしく解説していろ」

 

リム「うう……あとで絶対に呪ってやるから……」

 

キース「……お前が言うと、洒落にならんからやめろ」

 

 

 

 

 

キース「さて、第一回の今日は、第5話で出てきた精霊との契約について話そうか」

 

リム「ああ、あれね」

 

キース「本当は別の話で、もう一回授業するつもりだったらしいが、何となく時期をのがして書けなかったそうだ」

 

リム「全く……何にも考えないで無計画に書くからそういうことになるのよ」

 

レイク「………お前、本編と性格変わってないか?」

 

リム「うっさいわね。あんたはすっこんでなさい」

 

レイク「……分かったよぅ」

 

キース「では、授業を始めよう。精霊との契約と一口に言ってもその方法は様々だ。大別すると、二つあるんだが……」

 

リム「同意契約と、強制契約ですね」

 

キース「うん。まず同意契約とはその名の通り、精霊の同意を得て契約するんだ。この方法はライルがしている」

 

リム「シルフィちゃんとですね。でも先生、精霊の同意を得るってどうするんですか?まさかライル君みたいに森とかで精霊を探せとでも?」

 

キース「あれはかなり特殊な例だな。普通は儀式などによって、精霊界にいる上位精霊を呼び出す。その上で、その精霊の出す、試練とか条件とかを満たさないといけないんだ。まあ滅多にないが、相性が良ければ、そういうのはなしで契約出来る場合もある」

 

リム「これまた、ライル君とシルフィちゃんの契約の結び方ですね」

 

キース「………あの二人はいろいろと規格外だから、参考にはならんぞ」

 

リム「大丈夫です。本編では、私達はシルフィちゃんのことは知らないですから、参考にしようがありません」

 

キース「ま、そりゃそうだ。さくさくといこう。次は強制契約だ」

 

リム「これまた名前の通りですね」

 

キース「うん。この方法は、精霊を呼び出すまでは同意契約と同じだが、そこから先が違う」

 

リム「精霊さんをどどーんと倒して、無理矢理契約を結ぶんですよね」

 

キース「その通りだが……俺の台詞をとらないでくれ。授業にならないだろうが」

 

リム「いいじゃないですか。どうせ授業って言っても形だけなんだから」

 

キース「ったく……とりあえず、無理矢理するわけだから、これを試みたものは成功しようが失敗しようが、精霊たちから嫌われることになる」

 

リム「具体的にどうなるんですか?」

 

キース「まず、精霊魔法に関してド下手になる」

 

リム「アレン君並に?」

 

キース「あれよりひどい。何せ全く発動しないんだからな。成功した場合、その精霊の力を借りることは出来るが」

 

リム「うわ……そりゃひどいですね」

 

キース「それに加えて、他の人からの精霊魔法の効果にも影響する。攻撃系なら威力がでかくなるし、回復・補助系なら絶対にかからなくなる」

 

リム「う〜ん…いいとこなしですね」

 

キース「うむ、そのとおり。くれぐれもやろうとは思わないこと」

 

リム「はーい」

 

キース「よし、これで一時間目を終了する」

 

リム「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キース「やっと一回目が終わったな。あんまり授業になってなかった気もするが……」(じろり)

 

リム「なんですか。私のせいだって言いたいんですか?」

 

キース「そんな訳じゃないが……」

 

リム「ふん!いいですよ」

 

キース「拗ねちまった……まあいい、あいつぬきで話を進めよう。実は、作者から手紙を預かっているのだ。読むぞ

『さて、ヴァルハラ学園物語を読んでくださっている皆さん。このコーナーでは皆さんの疑問などを募集しております。少しでも説明不足だと思ったことは作者にメールにてご連絡ください。このコーナーで解説したいと思います』

とのことだ。自分では書いてて分からないそうだから、このヘボを助けると思ってメールしてやってくれ。なお、ネタがない場合なるべく自分で考えるそうだが、もし見つからなかった場合このコーナーは自然消滅と言うことになるかも知れない」

 

リム「えっ!まぢ!?」

 

キース「おおまぢだ」

 

リム「そりゃ困る!みなさーん!このダメダメ作者に愛の手をーーー!!」

 

キース「それはいいがなリム。そろそろ終わる時間だぞ」

 

リム「そうなの?じゃあ……」

 

キース「お別れのあいさつだな」

 

(二人、大きく息を吸い込む)

 

リム・キース「それでは皆さん!!さよーーーならーーーーーー!!」

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