Spell Book
魔法書
「(魔法の名称)」
・種類 ・種別 ・属性
『(詠唱)』
説明
No−01
「ウインドムーブ」
・精霊魔法 ・補助 ・風
『悠久を駆け抜ける風よ、その自由なる翼を我に。ウインドムーブ』
初歩的な風の精霊魔法の一つ。術者のスピードをアップさせる。
簡単だが、使い勝手がよい。
No−02
「ファイヤーボール」
・真魔法 ・攻撃 ・火
『すべてを燃やし尽くす力持ちし火球よ、我が思うがまま敵を討て。ファイヤーボール』
中級の真魔法。一個から複数個の火球を形成し、それを思いのままに操る。
少し練習すれば誰でも使える。威力はそこそこ。
No−03
「エクスプロージョン」
・黒魔法 ・攻撃 ・火
『すべてを滅ぼす炎の力よ、彼の一点にて集い、その力を解放せよ。エクスプロージョン』
任意の地点に炎の魔力を集中させ、一気に解放し爆発を引き起こす魔法。
威力はかなり大きいが、無差別破壊なので味方が巻き込まれないように注意が必要。
そこそこの経験を持った魔法使いが好んで使用する。
No−04
「ハイジャンプ」
・精霊魔法 ・補助 ・風
『風の精霊よ、我に高き跳躍の力を与えん。ハイジャンプ』
風の精霊の力により、通常以上に跳ぶ魔法。
しかし、飛行するわけではないので少々使いどころが難しい。
No−05
「サンダーボルト」
・黒魔法 ・攻撃 ・風
『雷よ我が名に於いて、天空より落ちよ。サンダーボルト』
雷を発生させ、手、又は上空から対象に向けて発射する魔法。
初歩的な黒魔法であるが、割と威力は高い。
No−06
「カオティック・ボムズ」
・古代語魔法 ・攻撃 ・闇 火
『我が呼ぶは黒き闇の炎。混沌に封じ込められし、汝の力を持って、我が敵を悉く討ち滅ぼせ。カオティック・ボムズ』
比較的、よく知られた古代語魔法。
黒い爆発を無数に起こして攻撃する。範囲は術者から360°全て。
大人数を一気に仕留めるのに適しているが、味方が巻き込まれることもよくある。
かなりの高等魔術で、間違っても15歳の女の子が使える代物ではない。
No−07
「レイ・シュート」
・黒魔法 ・攻撃 ・光
『我が力よ、無数の光刃となりて敵を貫け。レイ・シュート』
魔力を貫通性の純粋な破壊エネルギーに変えて攻撃する。
魔法の矢(マジックミサイル)の魔法。
複数個形成された矢は正確に敵を貫く。
No−08
「フローズン・バインド」
・黒魔法 ・間接攻撃 ・水
『地に眠りし水の力よ、今こそ集いて、結せよ。フローズン・バインド』
対象の真下に水を作り、その水を凍らせて動きを止める魔法。
この場合の氷は魔力的な力を持っているので、通常の氷より溶かしたり破壊するは難しい。
No−09
「サラマンダー・ブレイズ」
・精霊魔法 ・攻撃 ・火
『炎を司りしものよ、汝が剣を取りて邪なるものに等しく終焉を。サラマンダー・ブレイズ』
火系の精霊魔法としてはかなり強力な部類に入る。
火精霊を集め、対象の足下から一気に解放する。
No−10
「ライト」
・精霊魔法 ・その他 ・光
『光の精霊よ、闇を照らせ。ライト』
日常生活でよく用いられる魔法。
光球を作り出し、照明とする。
No−11
「アンロック」
・真魔法 ・その他 ・無
『封じられし門よ、我を受け入れよ。アンロック』
魔法で閉じられた扉を開ける魔法。
ただ、単純な魔法式に限られる。
普通の鍵も簡単な物なら開けることが可能。
No−12
「グラビティ・プレス」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・地
『全てを地に繋ぐ大いなる大地の力よ、我が命に応え、黒き圧力となりて、大地を蝕む者に裁きの鉄槌を。グラビティ・プレス』
超重力の塊を飛ばす魔法。
その黒い球体は対象を包み込み、対象を圧死させる。
かなりの高等魔法。
術者の能力により、重力の強さや球体の数は変わる。
No−13
「サンシャインブレード」
・ 精霊魔法 ・補助 ・光
『永遠にして暗闇を照らす天空の明星よ。その力、今こそ剣に集いてその証を刻まめ。サンシャインブレード』
光の精霊を武器に纏わせ、武器を強化する魔法。
この魔法を付与された武器は、強く輝き、魔物に対する攻撃力が数段アップする。
光精霊魔法なので使い手は少ない。
No−14
「シルフィード・ブレス」
・ 精霊魔法 ・補助 ・風
『この世のすべてに満ちし、風の精霊らよ、汝らが盟友たる我が請い願う。我が主の身に宿りて、共に駆け、共に踊り、共に戦い給え。
シルフィード・ブレス』
シルフィのオリジナル魔法。
対象に、風の精霊の加護を与え、スピード向上、防御力増強、簡易風制御、等々の効果を与える。
当然ながら彼女以外は使えない。
No−15
「スプレッドボム」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・無
『集い、破裂せよ。スプレッドボム』
指向性の小さな爆発を起こす魔法。
魔法使いが、近接戦闘で距離をとるためによく使う。
とても詠唱が短いので即時発動に優れている。
No−16
「ウインディ・スラッシャー」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・風
『大地を駆け抜ける風よ。真空の牙、大気の爪、我が手に集いてその力を示せ。ウインディ・スラッシャー』
手から無数のかまいたちを放つ。
風の精霊が起こしている現象なので、普通のかまいたちより、威力が大きい。
それぞれの風の刃は、正確に対象を切り刻む。
No−17
「クリムゾン・フレア」
・古代語魔法 ・攻撃 ・火
『我が力の具現、永遠に消えることなき真紅の炎よ。全てを浄化するその力を以て、我に敵対する全ての愚かなる者共を、暗き深淵へと帰し、彼の者のあるべき場所を知らしめ給え。我が名、「(術者の名前)」の名に於いて、大いなる炎よ、その力を示せ。クリムゾン・フレア』
『一般人が知り得る』魔法の中では文句なしに最強クラスに位置する魔法。
対象を結界で包み、高位次元から超高温の炎を召喚する。
この炎は、強烈な退魔の力も内包しており、邪悪な者に対して特に効果が高い。
結界により、外部への影響は一切ないのが特徴。
No−18
「サンダーソード」
・精霊魔法 ・攻撃 ・風
『風を司る者達よ、その身を怒れる雷へと変え、邪なるものを滅せよ。サンダーソード』
対象に周囲から雷を集める。とてもかわしにくい。
大体中級の精霊魔法。
No−19
「カタストロフィー・アッシュ」
・ 古代語魔法 ・攻撃 ・闇
『我が魔力よ。破壊の具現となり、全てを塵と化せ。カタストロフィー・アッシュ』
自分の魔力を直接闇属性のエネルギーとし、ビーム状に放つ魔法。
術者の魔力の強さイコール威力で、魔力の強い者が使えば恐ろしい威力を発揮する。
魔力が一点に集中しているので貫通力が高い。
No−20
「ガイア・シールド」
・ 精霊魔法 ・防御 ・地
『大地の精霊王よ。我が血に刻まれし盟約のもと、その力を強固なる盾と変え、我らを守り給え。ガイア・シールド』
大地の精霊王ガイアの力を借りて、盾を形成する魔法。
ガイアの力を借り受けられる、アルヴィニア王家しか使えないが、その効果は絶大。
No−21
「アースライズ」
・ 精霊魔法 ・その他 ・地
『大地の精霊よ、空に向け突き出よ。アースライズ』
大地の精霊に働きかけ、岩を対象の前方に盛り上げる。
壁にしたり、敵の足止めをしたり等、いろいろ応用できる。
No−22
「ライトニングジャッジメント」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・風
『天空に存在する数多の風の精霊らよ。古の聖なる契約のもと、我「(術者の名前)」が命じる。闇を切り裂く浄化の閃光。邪悪を滅ぼす神の槍。全てを裁く聖なる雷よ。はるかな昔からこの世に秩序をもたらす、その真なる力を解放し、我らに敵対する者共全てを討ち滅ぼせ。ライトニングジャッジメント』
強力な退魔の力を持った超巨大な雷を落とす。通常の雷も誘導し、対象を完全に消滅させる。
威力が大きすぎて、周囲にとんでもない被害をもたらすのが難点。
ルーファスの対魔王戦用六大精霊魔法の一つ。
ライルの場合、シルフィのサポート無しでは使用不可能。
No−23
「シルフィードウイング」
・ 精霊魔法 ・補助 ・風
『我が背に創造されるは風の翼。其は我に天駆ける力を与えん。シルフィードウイング』
飛行能力を得る高等魔法。
スピードは術者の力量によって変わるが、他の飛行魔法に比べ格段に性能がよい。
もっと上級の飛行魔法もあるにはあるが、消費魔力、機動性、詠唱時間等々を考慮すると、これが一番使いやすい。
No−24
「ライトニング・ファランクス」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・風
『雷よ。天の怒りの具現たるその閃光。暗闇の深淵より来たりて我が敵に報いを。ライトニング・ファランクス』
前方に構えた手の平から極限まで収束した稲妻を放つ魔法。
通常のサンダーボルトの数十倍の威力がある。
雷系の黒魔法では上から3番目の破壊力。
No−25
「スペル・デストラクション」
・ 白魔法 ・防御 ・無
『魔なる力は消滅し、光とならん。スペル・デストラクション』
反魔力という魔力を中和する力を生成する魔法。
これは魔力そのものを打ち消すため、理論上ほぼ全ての魔法を無力化することが出来るが、術者の魔力を直接反魔力に変換するため、術者の魔力を越える魔法の場合、中和しきることが出来ない。
また、先天的な才能も必要。防御系白魔法でも最高峰の一つである。
No−26
「ゴッデス・サイ」
・ 白魔法 ・攻撃 ・光
『世界の理より外れしものよ、神の光の元に滅せよ。ゴッデス・サイ』
対霊専門の攻撃魔法。自動追尾の光弾を複数個生み出す。
一発一発の威力も高く、ほとんどの霊体はこれを喰らうと跡形もなくなる。
攻撃系白魔法としてはかなり高等。
No−27
「ヒールブレス」
・白魔法 ・回復 ・光
『慈悲深き癒しの神よ。あなたの助けを求める者に、その息吹を与え給え。ヒールブレス』
大体中級程度の回復魔法。
多少の傷や打撲程度ならすぐに癒してしまうが、骨折くらいになるとこの魔法では難しくなる。
また、どの回復魔法にも言えることだが、“疲労”は回復できない。
No−28
「ホーリィショット」
・白魔法 ・攻撃 ・光
『我は光り輝く聖弓を以て汝を討たん。ホーリィショット』
ゴッデス・サイの単発ヴァージョンみたいな感じ。
と言っても、一発の威力でも負けている。
反面、消費魔力の低さから連射も簡単。
No−29
「ホーリーブレス」
・白魔法 ・回復 ・光
『慈悲深き癒しの神よ、救いを求める者にその御手を差しのべ給え。ホーリーブレス』
ヒールブレスの1つ上の回復魔法。
軽い骨折なら難なく直す。それなりに高度な魔法で、使い手は意外に少ない。
やはり、疲労は癒すことが出来ない。
No−30
「ヘヴンズ・サン」
・白魔法 ・回復 ・光
『天界の炎よ、汚れし者共全てを浄化するその光。夢幻へと通じる穴より、現世に降臨せよ。ヘヴンズ・サン』
霊体に対して絶大な威力を誇る白魔法奥義の1つ。神の炎を現世に降臨させる。
白魔法はけっこう単純な魔法式が多いので、ここまで強力なものでも詠唱が短い。
ただ、扱うにはそれなりの経験と才能が必要になる。
No−31
「ウインドカッター」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・風
『風よ、切り裂け。ウインドカッター』
風の精霊により、気流の急激な変化を起こさせ、風の刃――かまいたち現象を起こす魔法。
ウインド・スラッシャーの下に位置する魔法。
起動媒体として、腕などの体の一部を動かし、空気の乱れを起こすことがよくある。
No−32
「ディメンジョン・ロード」
・亜空間魔法 ・特殊 ・無
『この地より彼方へと旅する者を運ぶ扉。遙かなる道程を無にせよ。ディメンジョン・ロード』
任意の空間同士をつなげ、一瞬で移動できる扉を作り出す魔法。条件として、その場所を術者が知っていなくてはいけない。
また、この魔法による侵入は、簡単な結界で容易に防ぐことが出来る。
亜空間魔法はすでにほとんど失われた魔法で、超超高等魔法に位置するため、ほとんど使い手は存在しない。
No−33
「ディヴァインピラミッド」
・ 古代語魔法 ・結界 ・無
『五つの魔の玉、その頂点より囲う図形。其れはすべてを防ぐ神秘なる造物。ディヴァインピラミッド』
五つの魔力の玉を頂点とした、ピラミッド型の結界を張る魔法。
かなり強力な結界だが、頂点の玉を三つ以上破壊すると消滅する。
主に、物理攻撃に対して有効。
No−34
「デッド・シャイニングスター」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・光
『すべてを輝きで満たす数多の光の精霊らよ。古の聖なる契約の元、我(術者の名前)が命じる。悪神を貫く光の矢。魔を打ち払う破邪の剣。光を汚す者を滅ぼす閃光よ。はるかな昔からこの世に秩序をもたらす、その真なる力を解放し、我に敵対する者共全てを討ち滅ぼせ。デッド・シャイニングスター』
ルーファスの、対魔王戦用六大精霊魔法の一つ。
ビームを発射する光球を作りだし、それを自由自在に操る魔法。
高速で飛行する光球は、一定のビームを発すると消滅するが、術者の魔力の供給を受けることにより、半永久的に存在し続ける。
元々、術者の周囲を守るために開発した魔法だが、直接攻撃の方が向いていたりする。
No-35
「アクアブラスト」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・水
『荒れ狂う水よ。我が敵を押し流せ。アクアブラスト』
水系の黒魔法で初級から中級の橋渡し的な魔法。
威力もそれなり。手近にある水を思いのままに操る。
No-36
「スパークライト」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・光
『すべてを照らすもの。その激しき閃光にて、彼の者の視界を奪え。スパークライト』
光の精霊魔法。激しい閃光により、相手の目をくらます。
近距離だと、失明させることある。
No-37
「セラフィックレイザー」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・無
『今、我が身、破壊の光弾となり、すべてを打ち砕く。其は、流星のごとく。セラフィックレイザー』
純粋な破壊エネルギーを身に纏い、体ごと高スピードで特攻をかける魔法。
気功術との併用も可能であり、余剰エネルギーが翼状になって背中に現れる。
この光の翼は、それ自体が武器にもなる。
すでに人間界には伝わっていない失われた魔法の一つ。
No-38
「ディスペル」
・ 真魔法 ・補助 ・無
『今、魔なる式を解きほどく。ディスペル』
マジカルトラップなどの持続性魔法を解呪する魔法。
しかし、初歩の魔法なので、解呪できないもののほうが多い。
No-39
「アストラルリーブ」
・ 白魔法 ・特殊 ・無
『我、今、汝の肉体の縛鎖を解き放ち、命の核を取り出す。汝、(名前)、我が御手を受け入れよ。アストラルリーブ』
肉体から霊体を取り出す魔法。その危険さ故、禁呪指定を受けている。
難点は、取り出した霊体が裸であること(笑)
No-40
「クリエイトウォーター」
・真魔法 ・特殊 ・水
『大気に満ちし水よ、我が命に従いて集え。クリエイトウォーター』
大気中の水分をかき集めて、水を作る。
旅中などでの水の確保にものすごく便利。
……けっこう前に出ていた魔法だけど、書くのを忘れてました(汗)。
No-41
「ホーリーティア」
・ 白魔法 ・回復 ・光
『すべての神々に請い願う。傷つきし勇者に、癒しの雫を与えたまえ。ホーリーティア』
回復系白魔法でも最上級に位置する。
とりあえず、死んでいなければどんな怪我でも治る、と言われる。
ただ、上位魔族によってつけられた傷は治りが遅いので、絶対、というわけではない。
No-42
「ベリアル」
・ 精霊魔法 ・特殊 ・地
『理よりはずれ、現世を彷徨うものよ。生者に害をなす、哀れなる者達よ。母なる大地の導きにより、冥府へと旅立て。ベリアル』
浄化系地精霊魔法。対象となる霊体を強制的に成仏させる。
精霊魔法としてはかなり特殊な部類に位置する。
ちなみに、力の言葉「ベリアル」は土葬の意。
No-43
「サン・レイ」
・ 古代語魔法 ・攻撃 ・光
『はるか高きところよりすべてを照らすもの。彼方の星々すら打ち抜く光の収束。我が名(術者の名前)。天空を輝きで満たし、夜に終わりを告げる汝の力、眼前の邪悪を打ち滅ぼさんがために我に貸し与えよ。貫け光、滅せよ闇を。サン・レイ』
サン・レイの一転集中バージョン。もう一つ、拡散バージョンがある(微妙に詠唱が違う)。
完全に失われた古代語魔法の一つ。太陽の力を借りる、光属性のレーザー攻撃。
星を貫通するほどの威力を誇るが、発動のためには恐ろしく複雑な印を切る必要がある。
No-44
「サン・レイ」
・ 古代語魔法 ・攻撃 ・光
『はるか高きところよりすべてを照らすもの。彼方の星々すら打ち払う光の奔流。我が名(術者の名前)。天空を輝きで満たし、夜に終わりを告げる汝の力、眼前の邪悪を打ち滅ぼさんがために我に貸し与えよ。貫け光、滅せよ闇を。サン・レイ』
サン・レイの拡散バージョン。手に光球をうみだし、そこから無数のレーザーを発射。
大陸を焦土にするほどの威力を持つ。こちらも、発動のための魔法陣は「普通の一流」程度の術者では描けない。
ルーファスは、これをデッド・シャイニングスターの参考にしたらしい。
No-45
「マーシレス・レイ」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・光
『光を司るものたちよ、汝らが王の声を聞け。今、時は満ちた。結集せし力、真理の光、天を貫き。清浄なる光、すべてを浄化せしむ。我が声届いたならば、光よ、魔に生きるものを滅せよ。マーシレス・レイ』
天から出現する光の柱で、対象を消滅させる魔法。
光の精霊王ソフィアの、オリジナルスペルで、彼女以外には使用不可。
その美しい見た目とは裏腹に、凶悪なまでの威力を誇る。
No-46
「メテオ」
・精霊魔法 ・攻撃 ・地
『遥か宇宙(そら)に点在せし、数多の地の精霊らよ。古の聖なる契約のもと、我(術者の名前)が命じる。星を砕く大地の欠片。天より降りし浄化の炎。古代にて栄華を誇りし竜を滅した未曾有の災いよ。はるかな昔からこの世に秩序をもたらす、その真なる力を解放し、我に敵対する者共全てを討ち滅ぼせ』
ルーファスの対魔王戦用六大精霊魔法の一つ……なのだが、精神体のほうが比重の重い高位魔族の一部には効果が薄いという欠陥品。
本気になれば、大陸一つ焦土に変えるほどの威力を誇るが、破壊規模がでかすぎて人間界では使えない。
物理的破壊力と言う点では、他の魔法とは一線を画す『兵器』とでも呼ぶべき代物。
No−47
「カタストロフィー・デス」
・ 古代語魔法 ・攻撃 ・闇
『我が魔力よ。破壊の具現となり、全ての死を貫け。カタストロフィー・デス』
自分の魔力を直接闇属性のエネルギーとし、ビーム状に放つ魔法。
カタストロフィー・アッシュの上位魔法で、すでに失われた古代語魔法の一つ。
No-48
「デクラインファントム」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・無
『死してなお、現世に仇なし、生にしがみつく亡霊どもに告ぐ。汝らが悲願、成就の時は来た。眼前の命あるものを喰らいて、束の間の生を感じよ』
近くにいる魑魅魍魎を集め、魔力を与え、攻撃させる魔法。
対生物にしか効果はないが、殺傷力はかなりもので、対象は魂を強制的に成仏させられる。
黒魔法の中でも禁呪指定を受けているものの一つ。
No-49
「トウェルヴ・ライトニングピラァズ」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・光
『我が元に降臨せし、光の精霊。天の十二柱たる者、ギアス、ロメド、エイシャ、エルド、サイファー、ティア、レイナード、シュピティム、ディル、シーラ、アルベイン、ウィル・オ・ウィプス。最も偉大なる光明。神々すら照らす光。汝ら、天の秩序を保ちし者らの御力もて、我が敵を貫き給え。トウェルヴ・ライトニングピラァズ』
光の精霊の中で二番目に偉い十二柱の力の顕現。十二本の魔法の矢(マジックミサイル)を放つ魔法。
威力、速度ともに桁外れであり、その一本一本が上位魔族を滅ぼすほどの威力を有する。
その代わり、習得するのも大変で、本来会うことすら難しい十二柱全員に認められなければならないというハードさ。
あと、裏技として、十二柱の上位に当たる光の精霊王と契約していれば、名前を挙げる必要はないらしい。
No-50
「ロード」
・ 黒魔法 ・特殊 ・無
『ここより、彼方を繋ぐ扉。今、顕現せよ。ロード』
瞬間移動の魔法。
あまり遠距離は転移できず、どんな術者が使ってもせいぜい1kmといったところ。
ただ、それでも、瞬間移動系は基本的に高位魔法の部類に入る。
No-51
「デスフレア・ドラゴニック」
・ 精霊魔法 ・攻撃 ・火
『深く、地の底の果てにて躍動せし数多の火の精霊らよ。古の聖なる契約のもと、我、ルーファス・セイムリートが命じる。高き頂より災いをもたらす紅き血流。地の裂け目より沸き出し焔の龍。星が内に蓄えし、炎の真髄よ。はるかな昔からこの世に秩序をもたらす、その真なる力を解放し、我に敵対する者共全てを討ち滅ぼせ。デスフレア・ドラゴニック』
付近のマグマを集めて、龍の形状にして打ち出す魔法。
精霊たちの活動により、並みの溶岩よりずっと温度は上がっている。
熱プラス質量により、魔族の一個師団をまるごと消し炭にするほどの破壊力を誇る。
No-52
「フレアコープス」
・ 黒魔法 ・攻撃 ・火
『焔の群よ、出い。フレアコープス』
数十個の小さな火球を撃ちだす魔法。
一つ一つは、ちょっとした火傷を作る程度だが、量でそれをカバーしている。
ただ、対人戦にはそれなりに有効だが、生命力の高いモンスターなどには効果が薄い。
No-53
「フレイムクレイモア」
・ 古代語魔法 ・補助 ・火
『具現するは、炎の騎士。汝が刃にて、悪鬼どもを切り裂け。フレイムクレイモア』
元々、剣士などが使う魔法。炎の剣を生み出す。
剣に纏わせて使うなどの使い方もある。
どっちにしろ、魔法使いではあまり使いこなせない魔法。
No-54
「フリージン・バースト」
・黒魔法 ・攻撃 ・氷
『『凍結の力よ。集い、破裂し、思うがままに暴れろ。フリージン・バースト』
エクスプロージョンの低温版。
難易度はこちらの方が若干高い。
氷と冷気を伴った爆発は、黒魔法の中でもなかなかの威力を誇る。
No-55
「エア・ウォーク」
・精霊魔法 ・補助 ・風
『我が四肢に風の精霊。駆け抜けよ。エア・ウォーク』
風の精霊を両手足に纏わりつかせる魔法。
使用者は素早い動きと、短時間ならば飛行も可能とする。