このお話は「メイド服を着る良也ちゃん」もしくは「ある少女?の悲劇」を読んだ後に見ることをお勧めします。
別に読まなくてもいいけどね。










ゆっくりよんでいってね☆









ある晴れた日のこと、僕は霊夢と一緒に神社から人里へ買い物をしに行くところだったんだが、


「やっぱり嫌だ。」


「あら、どうして?別に買い物ぐらい直ぐ済むでしょうに。」


「たしかに、買い物だけだったら直ぐ済む。だが、流石にこの格好で人里に一緒に行くのは、頼むから止めてくれ。な。な。」(上目+涙目+おねだり)


「嫌なの?良くお似合いよ。」(可愛いわぁ。此のままでいればいいのに)


「似合っているから、嫌なんだよ(涙)」


何故、僕がこのような事を言うのかというと、僕が今着ている服は「○女服」なのである。


え?よく聞こえなかったって?しょうがない、サービスでもう一回言うよ。


僕が今着ている服は、巫女服。巫女服なのである。(涙)


因みに着ている巫女服は、普通に現代着ている巫女服ではなく、ましてや主人公がどのルート行っても最後の話以外は全部死ぬ某ゲームに出てくる腹黒年齢詐欺少女の巫女服でもない、霊夢のおさがりの巫女服(?)なのである。


「別にいいじゃない。それに、何かが減る訳でもあるまいしwww」


減るよ、主に僕の精神が。


「そんな事より、人里へレッツゴー」


「ぉー」


なんかもう泣きたい。







巫女達?移動中…………









人里

店の中


「ん〜後は、大根ぐらいかしら。おじさーん、之頂戴。」


「はいよ。大根3本だね。4銭と5厘ね。」 (注1)


「じゃあ之で。」


「毎度」


霊夢は、お金を渡し大根を買うのだが、


「じゃあ良也さん、之もお願いね。」


「れ、霊夢一寸待ってくれ、もう霊力が無くて限界なんだ。」


「もう?たかだか4回の空間?ぎぐらいで?紫なら余裕よ。」


そう、霊夢は僕の力で此処と神社を(扉で)繋げ買ったものをそのまま置いて来ているのである。


「たのむから、アイツと一緒にしないでくれ。大根持ってやるから。」


「全く、しょうがないわね。まあ、其れで良いわ。」


僕と霊夢は店を後にし、他に買う物が無いか探している途中


「おや?其処に居るのは博麗の、ともう一人は誰だ?」


と後ろから声を掛けられ振り返ってみると


「う〜ん、巫女服着ているから同業者か?」


人里の守護者、頭突きの名人、ワーハクタク、寺子屋で先生をしている上白沢慧音であったwww


「おい、ナレーション。」


なんでしょうか?


「一発喰らうか?」


すいません、調子に乗りすぎました。


「よろしい。話を戻すが、君は誰かな?里では見かけないから外来人か?」


「ぼ、僕は、あ。いや私は・・・」


その質問に僕は、一寸戸惑い言葉を失いつつあった。


「ん?黙っていたんじゃ何も解らないぞ。名前ぐらい聞いてもいいか?」


「わ、私の名前は涼夜、土樹涼夜といいます。す、涼しい夜と書いて涼夜と書きます」


「涼夜と言うのか。私の名前は、上白沢慧音と言う。
ふむ、今は来ていないが君と同じ名前を持った人が居てね、あいつに色々と此処(幻想郷)について教えてもらうがいい。
なに、その人も外来人だから直ぐ仲良くなれるさ、それじゃあ失礼する。」


と言って慧音さんは去っていった。


「ふう、一時はどうなるかと思ったよ。それよりも霊夢、少しぐらいサポートしてくれって」


そう言いつつ霊夢のほうを振り返ってみると


「くっくく『涼夜です』って、中々の演技よ(ップ)良也さん。それとも涼夜さんと改めていった方が良いかしら?」


笑っていやがった。


「頼むから、ばらさないでくれよ。もう精神が持たないし、なにより泣きたいのを我慢してまで言ったんだから。(涙)」


漸くして、笑いが収まったのか霊夢が


「ええ、良いわよ。まあ、元成人男性が今は少女に成っていてしかも巫女服着ているんだからしょうがないわよね。」


「元って言うな。何時かは、戻るんだから。」


「『何時かは』でしょ?それまでは、名前を『涼夜』にするのかしら?」


「そうだな、名前がそれしか良いのがないし、他に考え付いたけどまともなのが無い」


なにより慧音さんには、言ってしまったからそれでいくしかないよな。


「そう。なら、改めて。之から宜しくね『土樹涼夜』さん」


「なにか、嫌悪が刺すけどまあよろしくたのむよ。霊夢。」


そう言って僕たちは人里を出て神社を目指して飛んだのだった。







追記
因みに今日の晩御飯は鍋だった。


美味しかったが二人で食べる鍋は少し寂しかった。











あとがき1
お早う御座います?岡山です。
巫女服偏終了しました。後は、フランドールのメイド偏ですね。
『涼夜』の名前は黄金旅程氏から頂戴しました。
他、多数名前を考え下さってくれた皆様有難う御座いました。
誤字脱字その他感想を受け付けております。
1があると言うことは?

注1 1円=壱万円 一銭=百円 1厘=十円 1文=壱円
 という基準にしています。













話の裏側


「おや〜?あそこに居るのは霊夢さんともう一人は誰でしょうか?」


霊夢たちの後に続き話を聞いてみると


『・・・・しょうがないわね。まあ、其れ・・・・』


(聞きづらいですが、之ぐらい離れてないと気づかれてしまいます。)


もう一寸なぞの影が話を聞いていると


『・・・・・元成人男性が今は少女に成っていて・・・』


『・・・言うな。・・かは、・るんだから。』


『・・・でしょ?それまでは、・・・・・・・にするのかしら?』


『・前がそれしか良い・・』


『・之から・・くね『土樹涼夜』・ん』


『・・しくたのむよ霊夢』


といって二人は去って行った。


「・・・良い事を聞きました。之は、特大のネタになるかもしれません。」


と謎の影は山の方へ飛び去って行った。











あとがき2
当たり前に2もありますね
全然謎じゃアリマセンねwww
SP話になるかも。
期待しないで下さい。ネタなのでwww(もしかしたら書くかも?)



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