紅魔館地下ヴワル魔法図書館、事件は此処で起こった。(注1)

「う〜ん、之は私でも元に戻すのは難しいわ。」

「何とかしてくれ。こんな姿、皆に見られたら死にたくなる。」

「何を言っているの?そんな事で死ぬくらいなら、普通私に全裸見られたときに死ぬでしょうが。」

「ふっ、過去には振り替えないのさ。(遠い目」

「あっそう。まあ、魔力の濃度からして大体2週間前後ってとこかしら?
でも・・・プッお似合いよ、良也“ちゃん”」

「なんだか、穴が有ったら入りたい気分になってきたよ(涙)」

なぜ、パチュリーが僕のことを“ちゃん”付けするのかというと

僕は、パチュリーの手伝いで魔導書を片付けていたんだが、ミスって魔導書を数冊落し、

その衝撃で本から魔法が発動し、いきなり苦しくなってその場で気絶してしまい、

気がついたら僕は“小女”になっていた。orz

「しかし何で無理なんだ?此処の本棚にある本、殆どがお前が書いた本だろ?」

「無理じゃないわよ、難しいよ難しい。
発動した魔法が、グチャグチャになって絡み合っているのよ。」

「それで?其処まで解っているのに解除が難しいのか?」

「解除できるって言われれば出来るけど、やったら廃人確定になるわね。
それと、凄く激痛を伴うわよ?其れでも良いって言うならやるわよ。」

「いや、それなら遠慮するわ。」

つまりは、本の通りに実験していったらAの物質が出来るはずなのに

色々な物を加えて実験したから、物質同士が変に化学変化を起こしXと言う物質が出来

てしまったと言う訳らしい。   (注2)

「それにしても、レミリアに見つかったら大変でしょうね。貴女、間違いなく玩具にされるわよ。」

「逸れは・・・間違いなくするな、アイツなら。」

アイツなら間違いなく、今の僕を見つけたら玩具にするに違いない。

幸いアイツは、まだ就寝中のはずだ、逃げるチャンスなど幾らでもある。

「其れが出来たら良いけどね。」

「何を言っているんだ?アイツがこんな時間に起きているわけないじゃないか。」

真昼の時間にアイツが起きているはずがない。

「じゃあ、あそこにいるのは一体誰?」

「そんなの簡単じゃん。レミリアだよレミリア。」

レミリア?

「起きてるじゃん!!」

しかも、後ろには咲夜さんいるし絶体絶命だなこりゃ。

「ねえ、咲夜、あそこに居る子供は誰かしら?(黒笑)」

「さあ?存じませんわ。きっと侵入者でございましょう(黒笑)」

「侵入者には、罰が必要よね?ねえ、良也。」

うっわーい、バレてら(滝汗)

「ち、因みにレミリア?い、何時から此処に居たんだ?」

「『ふっ過去には振り替えないのさ」の辺かしら?」

「殆ど、最初ッからじゃねえか。」

「それもそうね。咲夜、良夜を捕まえなさい。」

この瞬間、咲夜さんに後ろから拘束され身動きが取れなくなってしまった。

「一つ聞いてもいいか、レミリア?この後、お前ナニヲスルツモリナンデショウカ」

「貴女が考えているので正解よ、良也。」

「あのぅ、拒否権は?」

「ある訳無いじゃない(黒笑)。さあ、食事の時間よ。貴女の血、美味しいかしら?」

『うっぎゃー』っと悲鳴が少女の響き渡り、吸血鬼のお腹は満足したようだった。






あとがき
TSの小説読んでいたら書きたくなってしまった岡山ですwww
死亡や永琳の薬・紫&レミリアの悪戯は在り来たりの展開かな?と思い、こんなやり方になってしまいました。
メルブラの台詞を少し使っちゃいましたwww
後、レミリア嬢に味の事を聞いてみると「深みが増して美味しかったわ。」「このまま、運命操作で女にしてやろうかしら?」等の言葉が聴けました。
次回「メイド服を着る良也ちゃん」ご期待ください。(期待しなくてもいいです。)
誤字・脱字・感想・等、受け付けております。

注1ワザとです。解りやすいかな、と思ってあえて使ってみました。
注2ネギまの「地獄登校」の女性化verと思ってください。



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