「伏せろっ!?」 「分かってる!!」 傍を走る少年の掛け声に反応しながらも僕は背後を少しばかり確認する。 其処を見れば弾幕と言う弾幕が、すでに弾壁レベルでこちらに接近しているのが見て取れた。 このままだと密室で壁や天井に押しつぶされるように僕らも弾幕に押しつぶされるだろう。 「曲がり角――しめた! 大地君、こっち!」 「分かった!」 僕の叫びにその少年は応えるが―― 如何せん時間が足りない! このままだと僕は助かっても彼は―― そう思ったけれども懐から手記のようなものを取り出すと紙を一枚破いて背後を一度だけ見た。 そして一言だけ叫ぶ。 元々彼の言語は日本語に聞こえているが、実際はバリバリの異国語である。 それでも通じるのは翻訳の魔法を自己にかけているからとか。 「Ash to ash, Dust to dust―― ――Mystical Smoggy…… Open Combat!」 ――所々意味が通じるところはあったけれども、実際の意味は判らない。 けれども投げた紙切れが弾幕に触れた瞬間に爆発したかと勘違いするぐらい濃厚な煙を撒き散らす。 「早く来るんだ!」 「分かってる! ――これで少しは足止めが出来れば良いんだが……」 少年の肩を掴んで引き寄せる。 どうやら投げる時に勢いをつけたので立ち止まってしまったようなのだ。 しかし今の僕らには立ち止まる事すら許されない。 だって―― 『大地〜?今大人しく出てくれば……八分殺しで許してあげるから〜。 ついでに持っているブツを寄越しなさ〜い?』 煙の向こうから聞こえるのはレミリアの声だ。 それと同時に紅色の光が煙の向こうから―― 神槍「スピア・ザ・グングニル」 発動! 煙を貫き、吹き飛ばすほどの勢いで廊下を走りぬける槍。 少年を引きずりこむことで何とか助ける事に成功した。 『――レミリアお嬢様がこう仰っているので早めに出てきたほうが自分のためですよ? 今なら洩れなく妹様が付いてきます』 『付くよ〜! 追いかけるよ〜!』 咲夜やフランドールの声まで聞こえる。 少し覗いてみれば分かるがフランドールはレーヴァテインを抜き放っているし、咲夜は咲夜でナイフをじゃらりと両の手で構えている。 これは叶わないと思って近くの部屋の窓から二人して逃げ出そうとするけれども―― 「見つけたぁ!!!」 「「!?」」 正面から出てきた叫び声に二人して驚く。 その声の持ち主は萃香である。 何時もよりは酔っていない様で至極真面目な顔つきをしていた。 その背後にもわらわらと他の人物が―― このままだと後ろから迫るレミリアたちに追いつかれてしまう。 「これは……」 「逃げるしかないが―― 良さん、一つ協力をお願いしたい」 「――まさかね」 ちなみに僕が彼と一緒に逃げ回る理由は特にない。 通りがかりで追いかけられている彼に巻き込まれただけなのだ。 逃げればよかったって? 行き先が弾幕か逃走しかなかったんだよ! 「良さん――」 「ごくり……」 「超級覇王! 良也弾!!」 「僕は人間ミサイルじゃな――」 がしりと掴まれて、目の前の萃香たちに突撃させられた。 そしてもみくちゃに絡まりながら転がった瞬間に掬い上げられる。 「ナイスだ! 今度魔法とか剣の使い方をかわりに教えて――」 「うぅ、これは君の台詞だけど僕が言うぞ!? ふーーーーーこーーーーうーーーーだーーーーーぁーーーーー!!!!!」 そう叫びながら目を回す彼女達を置いて少年と供に窓を突き破って紅魔館から脱出する。 今やこの建物の中には数多くの追っ手が居るだろう。 なんでこんな事に―― 回想:先日〜 昨日はちょっとパチュリーから借りた魔道書の事でどうにも引っかかる場所があったから質問しに来たのだ。 もし間違った手順や方法で魔法を使って大変な事になる可能性は否めないし、そんな事をしたら弟子として立つ瀬がない。 そう思ってパチュリーの所に向かっていたのだが―― 「あ、れ? 良さんじゃん」 「あぁ、大地君じゃないか。――今は紅魔館にいるんだ?」 廊下ですれ違うように現れた少年は香山大地と言う。 僕たちとは違う世界から来た少年で、剣や魔法、超能力がある世界から来たという。 さらには神様が居て、その人物と一緒にこっちに着たとか。 しかし居る場所は不特定で、気分や自分のする事を基準にあっちへこっちへと移動するから人間の里以外で会うのは結構珍しい。 ――ちなみに人間の里で会うときは外界のお菓子を持ってきたときなので100%会うことが出来る。 「ちょっと魔法の事で聞きたい事があってね。 ――少し眠そうじゃないか?」 「分かる?――あふ…… ポーチの整理と同時に薬の調合をやっててさ、煮込む時間とか磨り潰したりするのに時間かかるから寝る時間が無くて……」 「君は薬まで作れるのか?」 他にも気の扱いやら物作りなども出来るので結構幅広く色々な事が出来るようである。 彼に以前たずれたところ「いや……まあ、な……」とお茶を濁されてしまった。 「……けど借りた部屋でそんな事やってて良いのかい? 薬って作る過程とかで結構な臭い出したりするんじゃなかったっけ?」 「あ〜それなら適宜窓から空気そのものを入れ替えてるから大丈夫。 酷い場合は風属性の魔法で空気そのものを完全に差し替えるから」 サラリと凄い事を言っている。 しかもそれをやったら部屋の中は一時的に真空になる訳だけど、どうなんだろうか? 「で、何を作ってるの?」 「いや、それが作り方は知っていて人体に悪影響が無くて飲むための丸薬だって所までは覚えてるんだけど――効果は忘れた」 「……それって使えないよね」 どうやら使えないかもしれない。 そう思って翌日こうやって追いかけられる羽目になったのだ―― 紅魔館から逃げ出した僕らはとりあえず守矢神社へと逃げ込んだ。 とりあえず東風谷は僕らを差し出したりはしないだろうし、二神達も其処まで非常ではないだろう。 ちなみに咲夜の世界は僕には能力の関係で通じないし、彼もまた同じである。 「はい、麦茶です」 「はぁ……はぁ……有難う」 「はい、香山さんも」 「サンキュ……」 息も絶え絶えになった僕らに東風谷が冷えた麦茶を盆に載せてやってくる。 空を飛んだり森の中を足で駆け抜けたりと結構無茶してる。 と言うか、足が…… 「いきなり飛び込んできたと思ったら疲れてるね〜」 「また何かやらかしたんじゃないだろうね?」 諏訪子と神奈子が決めつけで来るが―― 僕は何もしてない。 したのは大地君ただ一人だ。 「いや〜……俺の作った薬をだな? 進入してきた大妖精とチルノに飲まれちまった。 折角丸めて固めた所だったのにさ…… まあ二つ減っただけだからまだ大量にあるんだけど」 そう言って彼はビンに詰めた丸薬を取り出してみせる。 綺麗な緑色や水色をしたその薬が見た感じ30以上は入っている。 「そしてその二人は薬を飲んだ後に数粒もって小悪魔とパチュリーの所に言った訳なんだな。 そしてレミリアと咲夜に発見されるまでに薬が飲まされた」 「結果だけ言ってくれる?」 「まあ、その……なんだ? 4人とも害は無く、薬の効果は遺憾なく発揮された。 ――豊胸剤だ」 「えぇ!?」 『ピクン……』 彼の説明に約一名が反応。 そのまま話は続く。 「んで、酒を飲んで寝ていた萃香も無理やり薬を飲まされて胸が大きくなりました。 めでたしめでたし」 「めでたくないよ!? と言うかそれだったら萃香が僕らを追ってくるのはおかしくない?」 ちなみに僕が体当たりで蹴散らしてしまった人物の中にはチルノや大妖精も居た。 更に薬を飲もうというのだろうか? 「いやそれがだな、空気を入れ替えるのに魔法を使ったせいで魔力を吸収して育つ薬草が少しばかり変質してな……」 「頂き!」 「「あ!?」」 机の上に置かれていた薬を諏訪子が隙を盗み見て奪取。 そしてすぐさま蓋を開くと一粒飲み込んだ。 「……まあ話を戻して」 「戻すなよ!? と言うか心配しろよ!?」 「諏訪子……アンタそんなに必死になるなんて」 「――ちょっとだけ同情します」 東風谷と神奈子の哀れむような視線が諏訪子に向かうが、彼女は薄い胸をそらしながらえばる。 「ふふふ……そんな事言ってられるのも今のうちだよ!」 「――で、俺は薬を作って幾つか持ってかれたのに気付かずに風呂に入ってた。 出てきたらレミリアと咲夜に詰め寄られて逃げてたら良さんに会ったと」 「もう少し人の話聞こうよ!? 何で諏訪子のこと完全スルー?」 「だって……飲んじまったもんは仕方ないだろ?」 諦めが良いというか、無頓着と言うか…… いや、もしかしたら僕も似たところがあるかもしれない。 おや? 諏訪子の様子が…… ―――― ―― ― おめでとう、諏訪子の胸は貧乳から並に進化した! 「おぉ!?」 「と、まあ効果はランクで上がる。 貧から並、並から巨、巨から爆って」 「爆って何!? これじゃ幻想郷で胸のサイズが大暴落なんですけど!?」 「大丈夫。これ作ったおかげで逆も作れるようになったから」 そんな事を自信満々に言われても困る。 と言うか本当にただの少年かコイツ? 「あ……あれ?」 「どうしたんだい?」 「諏訪子様?」 フラフラと揺れる諏訪子に神奈子と東風谷が心配そうな顔をする。 「身体に不似合いだからバランスが取れないとか?」 「いや、変質した効果が効いて来たんだと思う」 「何の効――!?」 質問の途中で背中に何か重力が加わった。 良く見れば先ほどまで其処に居た筈の諏訪子が居ない。 そしてこの軟らかい二つの山は―― 「ゴメン、良也……」 「え?」 なぜか諏訪子の声が揺れているんですが? そして神奈子たちが硬直してる。 「効果? ――なんだっけ……惚れ薬に似た感じの奴。 媚薬と性興奮剤みたいな感じで――」 「そもそもなんでそんな薬草を使ったんだよぅ!?」 「大丈夫。 関わりが薄い人物にはその効果が発揮されないし、異性じゃないとダメと言う制約もあるから」 「現在進行形で僕はダメなんですけど!!」 聴く限りかなりヤバイ…… って、アレ? 「もしかしてさっきの萃香と大妖精って……」 「――やっちゃんたんだぜ!! と言うか好感度高い奴なんて誰だか俺が知るか!!」 うわぁ……言い切ったよ子の人。 そんなんだと朴念仁とか鈍感とか言われるぞ? 多分無いけど。 「諏訪子様、離れてください!」 「アンタは薬に騙されてるんだよ!」 「……でも一定以上の好感度が無いと効果は発揮されないけどな(ボソ……」 「嫌だよ! 私は良也の事が――」 諏訪子が何か言いかけた瞬間、一陣の風が――いや、突風が室内に飛び込んできた。 それと同時に二つの影が―― 「香山さんが凄い薬を持ってると聞いて参上しました!」 「うぅ……なんで私まで……」 其処には射命丸と椛が。 と言うか未だ2時間しか経ってないのに聞きつけるとは恐るべし記者の実力。 「何でも胸を大きくするとか聞きました。 それで取材をしたいのですが――」 「とりあえず話は後で頼む。 今は――」 そう言いながら僕と諏訪子の方を見る。 ――あ〜、なるほどね。 「分かりました、では――」 そう言って彼女はごそごそと何かを取り出す――って!? 「ちょっと待――」 「風符!『風神一扇』!!!」 射命丸のスペルカードが室内で吹き荒れる。 不思議と珍しく僕は被害なく事がうまく運んでいたりもした―― 風が吹き荒れて僕らが姿をくらませた後で残された三人はそれぞれに行動する。 「ふう……被害はそれ程には……無いみたいですね」 精々卓袱台がひっくり返ってコップが割れないように離れた所に置かれているぐらいである。 神奈子がそれを直すとゆっくりと座り込んだ。 「全く……とんだハプニングだったよ。 ――諏訪子、何してるんだい?」 声をかけられた本人は玄関へ向かって靴を履き、帽子の位置を微調整したりしている。 「勿論良也を追いかけるの! このままだと烏天狗に取られちゃうから」 「いい加減にしな! 薬に惑わされるんじゃないよ!」 「違うもん! 私は――そんなんじゃないよ!!」 「諏訪子様!!」 椅子を蹴るかのように飛び出していった諏訪子に二人はただ見送ることしか出来なかった。 とりあえず射命丸と椛の助力もあって逃げる事に成功した僕らは近くの森に身を隠している。 密度が高いから空から見ることは出来ないし、歩いていたとしても遭遇する可能性はかなり低い。 まさか近くに隠れてるとは誰も思わないだろう。 「はい、これで良さんも逃亡する理由付けが出来ました。 やったね良さん!」 「うぅ……とんだはた迷惑だ」 「いや〜、ゴメンって。 お詫びに賢者の石とかの製造法教えるからさ。 まず金剛石を500g用意して、霊長類の血液を2l準備して――」 「いいよそんなもの教えてくれなくても! と言うか今この場で教えることじゃないだろそれ!?」 僕がそう突っ込むと彼は「そうか……」と残念そうにうなだれる。 いや、これだとなんか僕が悪いみたいでやなんですけど!! 「まあその賢者の石の作り方は今度聞くとして。 今はその薬について教えてください。 何なら飲ませても構いませんので。 ――椛に」 「ええええぇぇ!? 文様〜!?」 背中を押されて慌てる椛に大地君の顔が一瞬だけ綻んだ。 ……そう言えば動物が居ない世界に住んでいたとか言ってたから、反動で動物系は大好きだったな。 しかし常時しかめっ面で顔の筋肉は大丈夫なのだろうか? 「まあ薬の説明はカクカクシカジカで――」 「ウッウーウマウマと言うわけですね」 「え、今ので話は通じるの!?」 僕が理解できずにすぐさま突っ込むと『何を当たり前な事を』みたいな顔をされた。 くそう……なんか今回僕は不遇な気がするぞ! そんな僕を他所に射命丸は手帳にさらさらと書き込んでゆく。 それを見る限り本当に話は通じているようだ。 「で、相対する薬も作ってあると」 「あぁ、しかもこっちも薬草が魔力を吸収しては居るが解毒効果を持ってる。 だから飲んで胸が大きくなったなら、胸ごと元に戻せば良い」 「さりげなく女性に対して失礼だね……」 「では早速――」 大地君から渡された小瓶を少しばかり眺めていたが―― 蓋から薬を一つ取り出して眺める。 「色は緑と水色が混ざり合わない程度に固められていて、丸薬……ですか。 匂いは良也さんの持ってくる『ソーダー』って言う奴に似てますね」 「そんな爽やかな匂いなのか……」 「ほら椛、嗅いで見てください」 「えっと……わあ、本当ですね。 なんだか良い感じの匂いがします」 射命丸に言われて椛が顔を近づけて少しばかり鼻を利かせる。 ……そう言えば狼なんだよね、椛って。 その嗅覚を持ってすればしっかりとにおいの判別は出来るだろう。 しかし―― 「あ〜、指が滑りました〜」 「んぐっ!?」 指で薬を弾いて喋っている途中の椛の口の中にシュート! 超エキサイティング! 「って、射命丸!?」 「あやや〜、ついうっかりですね。 反省はしていますが後悔はしていません」 最悪だこの新聞記者! しかも椛苦しそうだし…… おや、椛の様子が―― 「もう良いから!Bキャンセル、Bキャンセル!」 残念、椛の胸は大きくなってしまった。 「キャンセルできないし!?」 「おぉ〜……本当に大きくなりましたね。 でわカメラをよろしくお願いします」 「おう」 射命丸、カメラ預けて、ハイチーズ。一字もあまらず、作・土樹良也。 大地君はカメラを持って射命丸と椛を範疇に押さえてシャッターを切る。 「いやあ有難う御座いました」 「これぐらいならね」 「いや、あの……少し胸が苦しいんですが」 椛がそう言った瞬間、ブチィ!と何かを噛み砕くような音が聞こえた。 まあ勿論射命丸なんだけど―― 「胸が大きければ偉いんですか!? こうしてやります!!」 「わ、わふ…… 文様、止め――」 射命丸よ……自分でやったんだろ、自分で。 なのにそれに嫉妬して胸をこねくり回すのは如何なものだろうか? しかも椛はそれだけでかなり危なげな感じになってきてるんですけど。 「あれ、胸が大きくなるだけ?」 「フラグ立ってないんじゃないかな? 好感度足りないんだろ」 「――まるでゲームみたいな言い方をするね」 「……自分で言ってて嫌になるけどな!!」 そう言って彼は視線をそむけて生気の感じられない顔をした。 どうやら多少の責任を感じているらしい。 「と言うかなんでこんな薬の製造法を知ってたん?」 「並行世界――いや、なんでもない。 とにかくどこかで覚えたんだと思う」 ん? なんか不思議ワードが聞こえた気がするぞ? けれどもそんなことを言っている場合じゃない。 目の前で射命丸が薬を飲んだ。 「ばっか!」 「何で飲んだあああぁぁ!?」 目の前で射命丸が薬を飲んで胸を大きくした。 それだけならまだしも―― 「良也さん――」 「わああぁぁ!? もう意味わかんないぞーー!?」 射命丸に抱きつかれて身動きが取れない。 助けを求めようと思って大地君のほうを見れば―― 「ふふふ……これが良いのか? ん?」 「嫌だぁ!!!!! 俺はM素質ゼロなんだよおおおぉぉぉ!!!!!」 椛の持つ大きな剣で地面に縫い付けられていた。 と言うか腰に下げている剣は飾りかと言いたいぐらいに惨めな様だった。 ――これはもはや言うしかないな。 この時ばかりは二人とも気が合う。 「「不幸だああああぁぁっ!!!!!!!!!!?」」 「そんなこと言っちゃって、本当は嬉しいくせに」 「ふふふ……」 もはやこれは救い無し……か? 後書きと言う名の何か〜 友人「ね〜、東方系で書いてるんだよね?」 蒼野「書いてるけど?」 友人「今日誕生日なんだよね」 蒼野「おぉ、おめでとう! なんか送ろうか?」 友人「じゃあ東方でカオスなのやってよ。面白い奴」 蒼野「うぇ……(←シリアスなのばっかり書いてる人)」 友人「じゃあ頼んだよ」 蒼野「どうも、蒼野です。 今回もやっちゃったんだぜ前編! カオスな奴は経験が無いので余り自信は無いですがやって見ました。 前回の東風谷の方で指摘がありましたが――これだったら大丈夫かな? 超能力とかほざいてますが、実際はただの能力です。 彼自身も良也と変わらない“自分の世界を持つ程度”の能力です。 ただし範囲は広いです。 少年と言われてますが年は見た目17、肉体年齢は19です。 どうでも良いかもしれませんので後は節々から感じ取ってください」 |
戻る? |